ナースの進路相談③充実してる学生生活とは？

看護師を目指すために学校に入学した方、やっと一歩踏み出せた！という思いの方多いかと思います。しかし、入学しただけで満足はしていませんよね。学校生活をどう過ごすかによって学生時代の充実度は全く違います。

何となく過ごして単位が足りなくなってピンチになってしまい、学校に籍をおけなくなる可能性もあります。実際にそうゆう方はいらっしゃいます。ここではこうしたら日々充実して楽しく過ごせるのではないかということを書いていきたいと思います。

授業について

学校の授業、興味があることは熱心に聞けますよね。でも、興味がないことはいつの間にかウトウトと意識を失っていたり・・なんてこともあるかと思います。寝てしまって後悔なんてことは過ぎたことはしょうがないという気持ちで過ごしたら良いかと思います。でも、テスト勉強はきちんとして下さいね。勉学で単位を落として実習に行けないのは勿体ないです。そして、勉学をサボると実習の時に知識がないので自分が困ります。そこはリンクしていますので、忘れずに。

実習について

おそらく実習が一番みなさんの恐れているものではないでしょうか。臨床の看護師や先生の前評判、レポートの数に頭を悩ませることが多々あると思います。そして、ここで脱落や再実習になってしまう方も多いです。では、それを乗り越える為にはどうしたらよいか。当たり前なこともありますが、よく寝てよく食べて下さい。実際は寝る時間を削らなければならないと思いますので、よく食べて下さい。

そんな時にカップラーメンなどのインスタントのお弁当なんかやめて下さいね。栄養なんて全く入っていない食べ物を食べても頭が働きません。きちんと栄養をとって下さい。

またクラスメイトや実習仲間との絆をどんどん深めて下さい。そして、時々息抜きして下さい。学生の年代はハタチ前後で一番遊んだりした時かと思います。友達とストレス発散をして下さい。そこで仲良くなった方は卒業して働いた時もずっと付き合っていける仲間や友人になれます。ここで学校内での人間関係をおろそかにしていると、学校内でも過ごしづらくなりますし無事卒業して働いてから友人との関係が途絶えてしまい、情報も入らない、リフレッシュもできないなんてことになるかもしれません。

そして、実習中はわからないことは調べて患者さんと接して下さい。学んで実践した時に患者さんから帰ってくる反応や出来事は忘れません。また、それは国家試験勉強にも役立ってきます。学生であるから看護技術は制限されてしまうけど、学生であるからこそできる精神的ケアや時間の使い方があります。

基本一人の患者さんにだけ看護ケアを行うのですから、その方に満足して頂けるように努めましょう。ただ、度が過ぎることはやめて下さいね。患者さんが疲れてしまいます。本当にその患者さんに満足して頂けたら、実習が終わるころには「笑顔とありがとう」が帰ってきます。かけがえのないものです。

国家試験について

国家試験はひたすら過去問をやって下さい。国家試験を受けることができるということは、それまでの勉強や実習で合格できるだけのことを学んでいます。国家試験は選択問題ですので、過去問をやることで傾向を知り、対策ができます。ここはやっただけ力がつくことは言うまでもありません。

合格する可能性を高めることが大事ですが１００点を目指す必要はありません。ボーダラインより上だった場合、１００点でも８５点でも同じ合格です。

学生生活とは

学生であることにもどかしさを感じたり、卒業する時に寂しさを感じたりと感情は様々かと思いますが、まとめて言えることは勉強をすることは基本ですが、沢山仲間や友人を作って楽しんで欲しいということです。同じ目的のために頑張ったのだからきっと一緒にいるだけで信頼や安心感があるはず。いや、そうなって頂けたら嬉しいです。

そうなることで就職してからも新しい環境を満喫し、学生時代の仲間とも繋がっていることで自分だけが辛いわけではないと思うことでしょう。そして、その時に改めて仲間や友人の有難みを感じでまた頑張っていこうと思うはずです。

折角の学生生活有意義に過ごさなきゃもったいないです。そして、有意義にできるかどうかは自分自身にかかっています。