ようこそ看護実習生さん♪
どうも、☆Makimaki☆です。
夏のような暑さにアイスが手放せないこの頃です。(x。x;)
初就職で務めた病院は、病院付属の看護専門学校だったので学生卒業後そのまま就職となりました。必死になって先輩にくっつき走り回り、勉強し、怒られ・・・を繰り返す中で、ちょっとホッとできるのが実は看護学生さんの存在だったりしました。実習にくるのは自分が卒業した学校の後輩が殆どでしたので、実習の辛さがわかるだけに、「患者さんのために」と一生懸命になる姿は思わず応援したくなったものです。
学生の指導係をするようになったのは看護師2年目からでした。と言っても、日々の学生指導担当をするのみで、指導者という肩書を持っていたわけではありません。看護学生さんの臨地実習指導は、自分の勉強にもなりますし、指導内容によっては学生さんの伸びが変わったり、心の支えになれたりでした。
特に専門学校の学生さんは、これからじゃんじゃん実習が始まってくる時期かと思います。
今回は、看護学生さんの応援をさせていただこうと思います(^∇^)/Fignt
実習は憂鬱・・・を解決!
実習と聞くと、私の場合は1割の楽しみと9割の緊張&憂鬱感で、それはクラスのメンバー全員が同じように感じていたものでした。どうしてでしょう?
- 現場の流れが見えないから不安
- 担当指導者への不安
- レポートがこなせるのだろうか
- 担当患者さんとの関係が不安
実習は、仕事の現場に足を踏み入れることになります。なので、どういう環境なのだろう、うまく立ち振る舞えるだろうか?スタッフさんはどんな人がいるだろう?などなど考えをめぐらせてしまうこともあるかと思います。
解決策
目的は勉強に行くことなので、現場の流れは見えなくて当然です。看護師側は、仕事の一員として動ける学生さんを求めているわけではありません。むしろ、学生さんの力になってあげたいと思っている指導者の方が多いと思います。もしできるなら、その病棟に実習に行ったことがあるメンバーから情報収集しておくのも良いですね。
これについては、指導者さんに当たりはずれがあると感じてしまうところかもしれませんし、きつく当たられたらどうしようかなど不安要素はぬぐえないところですね・・・。
解決策
今の時代、学生の指導に当たる看護師の中に、学生さんをいびり倒したり放置してしまうような人材はいないと思っています。そのような指導者がいたら、関係なくても私がその指導者に意見してしまいそうです(^ㇸ^)!
が、万が一どうしても辛いと思う時は速やかに実習担当の教員に相談することが大切です。
日々の実習を終えて帰ってくると待ち受けているのがレポートという課題。しかも毎日・・・何を書いたらいいのか、頭をひねっても出てこない。毎日同じような内容のことをちょっとニュアンスを変えて書いているだけのような気がしている。
解決策
初日に書いたレポートが似たような内容で三日も続けばさすがに指導者も、「実習で何かを学べているのかな?」と疑問になります。実習のいいところは、実際の現場を体感することができて、しかも一人の患者さんと密に触れ合えることなのです。前もって学習した内容が生かせる機会でもあります。
今日はこうしよう、やってみたいと思うことを一つでいいので考えて臨んでみてください。そこから生まれる気が付かなかった看護の視点や反省点、そして次の課題が自然と出てくるはずです。
どうしても困ったときは、ザ・裏ワザで友達の意見を参考にすることも実習レポートを乗り切るコツです(>ц<)Help!
実習において、これは重要なことですね。患者さんとの良好な関係は実習生活をうまく乗り切れる一番の要素かもしれません。上手に信頼関係を持てるのだろうか・・・というのは私はいつも心配していました。
解決策
まずは、看護実習生さんが受け持っても大丈夫な患者さんを指導者が厳選し、前もって患者さんとそのご家族に許可を取っています。ので、気難しい性格の方を持たせることはありませんので安心を。
そして実は、患者さんも不安に思っています。患者さんも人間なので、どんな学生さんが担当するのだろうかと気になりますし、一番の心配要素は、「充分理解されなくても、正しい返答がなくてもいいからとにかく話を聞いてくれるかどうか」まずはここなのです。学生さんがやりがちなのは、早く良好な関係になりたくて自分のことを必要以上に喋ってしまうことです。それによって患者さんから拒否されてしまうケースもありました。
看護実習は、山あり谷ありですが、たくさん学びのある貴重なものになると思います。
それは、看護師である私たち指導者の腕力にも責任がかかっていますがね・・・(^^)
がんばって実習を乗り越えて、試験に合格して、そしてステキな看護師として一緒に日本の看護を盛り上げていきたいです。
看護学生さんファイトオ~~~!!!
最後までお読みいただきありがとうございました☆Makimaki☆
この記事を書いた人
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外科系病棟での経験が豊富です。短期間ですが管理職を勤めたことがあります。結婚を機にワークライフバランスに取り組んでいる病院へ転職。
第一子の育児休暇を経て、昨年復帰。本当は慌ただしいバタバタ感が好きなのですが、今はママであることを優先してゆる~くふわ~っとナースをしています。
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外科系病棟での経験が豊富です。短期間ですが管理職を勤めたことがあります。結婚を機にワークライフバランスに取り組んでいる病院へ転職。 第一子の育児休暇を経て、昨年復帰。本当は慌ただしいバタバタ感が好きなのですが、今はママであることを優先してゆる~くふわ~っとナースをしています。
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