やる気が出ない…看護師の五月病対策
お久しぶりです。
新年度も始まり、あたたかな陽気とともに、体がだるく重く、疲れが出てきました。通常業務だけならまだしも、さらに仕事を任されたり。
新人指導の振り返りをしたり会議の日程調整したり、先輩代表で怒らなければいけなかったり・・・でも新人さんも疲れが見えてきたころだから、フォローしてあげたり。
上司や先輩もマイペース、新人さんもマイペース。お互いの中立の立場をとる中堅のわたし。
しんどい。
そう、それは五月病
わたくし、年中、やる気が出ない言い訳として「五月病なの」って、便利な言葉として気安く使っているんですが、そんな私のなんちゃって症状は置いておいて、そもそも五月病って、何なのでしょう?
そもそも五月病って?
調べてみたところ、五月病という疾患名はなく、一過性の適応障害に近い状況だということでした。新入生や新入職員など、環境が変わったことがストレスとなり、身体的にも精神的にも疲労してしまい、体の不調などが起こってくることを言う言葉だそうです。
自律神経の乱れなどから、頭痛や胃の不快感、女性であれば生理不順や不正出血であったり、眠れない・起きられないなどの症状。
また気持ちが落ち込み、ネガティブに考えやすくなってしまったりし、「思ってた環境と違う」「仕事に行きたくない」と思ってしまうこともあるかもしれません。
身体的にも抵抗力が弱っているため風邪にかかりやすかったり、時には重篤な症状に陥る危険もあるという事なので、侮ってはいけないようです!
気力だけでは、耐えられない!
4月。「頑張ろう」という意気込みと気力で頑張った1か月も終わり、5月。気力だけではどうする事も出来なくなってきた頃。ぷつっと糸が切れるかのように、疲労がこみあげてくるんですよね。あぁ、ほんとに、辛い時期ですよね~。
一般社会では、ゴールデンウィークという長期休みをあけた後の、現実への引き戻される時の辛さなども、五月病の要因だそうですが、看護師の病棟勤務だと、その点はあまり関係ない?って思ってしまいます。
むしろゴールデンウィーク関係なしに働いているむなしさやら切なさやら、ひしひしと感じます。
対処方法を考えてみました
先述しましたが五月病も侮ると重篤な症状であったり、うつ症状が回復せず仕事に行けなくなる可能性もあります。まずは、自分で自己の分析をしてみましょう。
自分は五月病の症状が出ている自覚を持つことから始めるのが良いと思いますよ。私なりのストレス対処法を考えてみました。
息抜きしてみましょう
まずは大きく溜め息をして、嫌な気持ちを息と一緒に吐き出してみましょう。今度は新鮮な空気を吸うようなイメージで深呼吸。
以下に具体的な例を挙げてみます
●趣味をしてみる
気づけば最近忙しくて出来ていなかった事などにチャレンジするのも良いかもしれません。
●友達とおしゃべりする
人と会話することでストレス発散になる人は、友達と会ってお話しするのも良いと思います。
●部屋の掃除をする、片づける
散らかったお部屋で過ごすと、ネガティブ思考になっていくものです。掃除って、忙しいと出来ない事もあるので、時間を作って片づけをすると、気持ちが明るくなります。断捨離もなかなか気持ちが良いものですよね♪
●いま食べたいものを豪快に料理してみる
しゃれた料理は普段しないのですが、先日、牛もも肉塊を初めて買って、ローストビーフを作り、豪快に丼にして「ローストビーフ丼」を作りましたら、贅沢な気分になりました。ていうか、めちゃくちゃ美味しくて感動しました(自画自賛)。
五月病で疲れている新人ナースさんへエールを送ります
気力だけでは、持たない仕事ですので、あまり気負わず業務に慣れていってほしいと思います。大切なのは、「気持ち」だと思います。そういう「気持ち」って、先輩は忘れちゃってる人も多いと思います。どうしても時間を求めたり、完璧を求めたりされることが多いですよね?
先輩だって、新人の頃はありました。時間がたてば遅かれ早かれ身についてくるんです。誰だって失敗しながら学んでいくものです。
なので、気負わない事が、続けていく事の秘訣だと思います。沢山失敗するのが一番。環境・雰囲気に早くなじむ事も大切です!しばらく大変かとは思いますが、気負わず頑張りましょうね。応援していますよ!わたしも頑張りますよ!
それでは、ゆづでした。
この記事を書いた人
- 二十歳から休まず真面目に?働き続けて、疲れを感じてきた年頃です。
最近の記事
- 人間関係2017年9月30日ゲス○○?泥沼?ナースが、ダメ男にはまる理由
- 仕事経験談2017年6月30日2交代と3交代どっち派?私の働き方の例
- 人間関係2017年5月29日新人教育に疲れた時
- 人間関係2017年4月30日ゆとりですが何か?私が分析したゆとり世代
二十歳から休まず真面目に?働き続けて、疲れを感じてきた年頃です。
この記事を読んだ人は以下も読んでいます
人気ライターBEST5
-
こごみ
計209,295view
しまりんご計86,467view
おじゃりん計78,720view
まこ計77,174view
人気記事BEST10
SIDS(乳幼児突然死症候群)のおはなし 21,104view
入院して分かった点滴の苦痛とナースの対応 16,531view
わたしの流産体験その2~流産後から復帰まで~ 16,384view
大腿骨近位部骨折の保存療法はどのように看護すればいいの? 13,400view
わたしの流産体験談その1~妊娠判明から流産まで~ 12,891view
看護師が養護教諭になったらこうなった 保健室って何するの? 12,403view
特養の配置医師以外はみだりに診療に行ってはならないの規定について 12,369view
「彼女は看護師」のあなたに伝えたいこと 12,287view
最近注目の「スキンテア」を身近なものでケアしよう! 11,367view
葬儀屋さんが教えてくれた「エンゼルケアの今」 10,681view
カテゴリ一覧
この記事に対するコメント
>> すべてのコメントを見る(0)