新人教育に疲れた時
季節の変わり目で、体調もついていけないですね。また、無理をしすぎて疲れが限界を超えている人もいるのではないですか?
私も、なんだか疲れが取れません。
新年度になり、新しい職員も入職してきたかもしれません。うちの病棟にも何人か就職しましたが、5月に入り、怒られることが増えてかなり疲れているのが分かります。
でも、それと同時に教育担当の先輩もかなり疲れがみえます。
今年私は、新人指導に関わっていないのですが、勤務で新人さんと関わる時は、それだけでもおなかいっぱいになるので、ずっと関わり教えていくのは本当に大変な事です。
そして私も過去に経験している悩みなので、大変なことが分かります。
新人教育の、何が辛いって。
そう、本当に辛いんです。新人と先輩に挟まれサンドイッチ状態です。
先輩は好き勝手言ってくる。でもそんな事分かってるし。やってるし。
先輩に言わせれば、教育係が悪い、くらいのの事を言ってきます。「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」「ああ言っておいて」「注意しておいて」そんな話ばかり。教えるほうだって業務もあるし、ほかの仕事も任されていたり、嫌になっちゃいますよね。
結局、先輩の嫌な事を教えなきゃいけなかったり、注意したり、フォローしたり。そんな仕事ばっかりなんですよね。
新人さんのほうも好き勝手やってくるし。こっちが一生懸命考えて教えているのに、なかなか実らない、こっちの言ってる事がほとんど伝わらないことが多々あります。
何度も言ってるのに、響かない。同じことを注意される。頑張っている姿が見えにくい。新人の立場が分かっていない気がする。
4月から勤務があえば顔を合わせるうちに、自分ばかり苦労していると感じるのではないですか?
または、自分と性格やタイプが違うので根本的に無理!って思っている人もいると思います。誰だって、合う合わないがありますからね・・・。
指導に疲れた時は、思考を変えてみよう
自分が新人だった時って、どんなだったかな。と考えてみましょう。誰だって新人の時は間違えた事をしますし、沢山怒られます。
1年たてば、何とか業務の仕組みや回し方や、コミュニケーションの方法などやっとわかってくるんです。
むしろ、今の新人さんが2年目になって後輩が注意されてるのを見て、初めて去年の自分のあり方・業務の仕方に気づく事も多々あります。
手前1~2か月、今日・明日のことを考えるのではなく、長いスパンで気長にとらえることも大事だと思います。
また、新人さんとの距離が近すぎている人の場合は、割り切って考えてみましょう。自分以外の先輩に何を言われようと、「私は関係ない、頑張るのは新人自身」と割り切って、フォローのみしてゆく方法もいいかもしれません。
新人さんの良い面を知って理解してみる
先述では、距離をあけて割り切って考える事を提案しましたが、もう一つの方法として、逆に新人さんを知るように努力することもいいと思います。
これは、距離があいてしまっている人にぜひおすすめします。
毎回注意したり怒ったりするため、新人さんが恐怖を感じて懐いてくれなかったりすると悲しいですよね。そんな時は、こちらが少し努力して、仕事以外の話をしたり、自分の失敗談を話したりすることで、お互いの心を開いてゆくことが出来ると思います。
本当に、叱ってばかりかもしれませんが、その中でも良いところをなんでもいいので褒めてあげたり。姿勢が良いね、とか優しい声をしているね、とかなんでも良いんです。とにかく良いところは伸ばしてあげると、新人さんも心が和らいでいくはずです。
プライベートではストレス発散しましょう
業務中は新人さんにつきっきりで疲労が蓄積します。
休みの日もダラダラと過ごしたり、新人さんの事を考えたりしてモヤモヤしてしまうことがあるかもしれません。
でも、少し忘れてストレス発散することが大事です。ジョギングで体を動かしていい汗かいたり、カラオケで熱唱したり。お買い物で自分のご褒美を買ってみたり。
新人指導係は本当に辛い立場ですが、やりがいもあります。疲れて、どうしていいかわからなくなった時は、一度立ち止まり、長いスパンで捉えることが大事です。近い将来はきっと良い同志になるはずです!
この記事を書いた人
- 二十歳から休まず真面目に?働き続けて、疲れを感じてきた年頃です。
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