現役ナースの徒然日記～ワーク・ライフ・バランス～

皆様、はじめまして。ゆづと申します。
私は看護師５年目として病棟でバリバリと働いている現役ナースです。
ちょうど、脂がのってくる頃と言いますか、自分の好きなように仕事が出来るようになると言いますか、責任が増えてくると言いますか…良くも悪くも、辛いことは辛いのですが、それなりに毎日楽しくお仕事しています。

そんな私みたいな、上(上司)と下(部下)からの板挟みに疲れている看護師さんたちに共有できるようなリアルな記事を更新していけたらいいなぁと思っています。
新人の頃のうぶな気持ちもまだギリギリ覚えているつもりなので、新人さんの辛さも共感していきたいです。
看護師の世界、そう甘くはないですけれど、現役ナースの皆さん、共に闘っていきましょう(＾０＾)

気が付けば５年も過ぎていた、という感じで、振り返れば仕事ばかりの毎日。新人の頃は、休みの日はとにかく睡眠に費やし、翌日の仕事のために勉強して…休みも休みではないくらい緊張していた記憶があります。(…こう考えると私って意外と真面目にやっていたなぁ、なんて思ってみたり。)

そして新人時代を脱した今、まさに暇を持て余している状態なのです。

看護師は日々勉強だと思います。「勉強しろ」、と言われると嫌になるのに、急に勉強しなくても良いと言われると、何故か勉強したくなってしまいます(基本、真面目なんだな、と思ってみたり。。)。今、私は「薬学検定試験」の勉強と、「３学会合同呼吸療法認定士」試験の勉強を趣味がてらコツコツ行っています。
他にもインドアでろくでもないような趣味が私にもいくつかあるので(笑)後々更新していく予定です。

ところで、仕事をしながらも、自分の時間をいかに有意義に使えるか、今の看護師の世界でもっとも課題であると思われますが、「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」という言葉を知っていますか？

ワーク・ライフ・バランスとは

直訳すると「仕事と生活の調和」という意味です。生活していくにはお金を稼いでいく事が必要不可欠ですが、ただ稼ぐだけでは充実した生活は送れません。やりがいであったり、働き方の選択肢を選べたり、個々が有意義に仕事をこなしていけるよう、充実した生活の時間の確保ができるように企業が工夫していくことです。看護師の世界でも今注目されてきています。転職するにあたっても、最近はワーク・ライフ・バランス活動を積極的に行っている病院を選びたいと思いますよね。

私の病院でも最近、ワーク・ライフ・バランスを推進する活動をしています。プライベートが充実していなければ、質の良い看護など出来ない！そういうことですね。私が５年目となる今でも辞めないで続けられる理由はそんな事もあるかもしれません。定時に帰れるように業務改善したり、上司が積極的に定時で帰れるように声掛けするような環境を作っています。

私の病棟にはマタニティナースさんが絶えないのですが、妊娠・出産・育児中も安心して働ける環境が整っているからこそ、幸せが絶えない病棟につながっていると思います。出産後も働いているママさんナースがほとんどなので、院内保育園を利用しています。

独身の私には何か良いことがあるのかというと、リフレッシュ長期休暇をもらって看護師の友人と海外旅行の計画を立てています(＾＾)
リフレッシュしてまたお仕事頑張ろう！と考えられるようになりますね。いやぁ、楽しみです！

その反面、今後の課題も沢山あります。夜勤などで拘束時間が長くても、忙しくて仮眠時間が取れない病院がほとんどだと思います。私の病院でも原則仮眠なしで、準夜勤・深夜勤通して働くと、拘束時間が１７時間以上になります。夜勤が終わる朝の頃には意識が飛ぶくらい疲れてしまっている状態の時があります。眠い中の朝の申し送りは送り間違いなどミスにもつながります。(最近になって１時間ずつ休憩をとれるようになってきましたが、それでも充分な仮眠ができるとは思えません。)

仮眠時間をどれだけ確保できるのか、勤務希望をどれだけ申請できるのか、院内保育園の保育士さんの確保など、福利厚生も含めて職場環境にはまだまだ課題はたくさんありますが、看護師一人一人が働きやすい環境を、私も作っていきたいと思います。スタッフ全員がワーク・ライフ・バランスについて考えていくことから職場環境は変わっていくと思っています。

私も、休みの暇な時間が出来てきた訳ですから、もっと有意義に過ごせるように、趣味を増やして人間性を豊かにしていきたいなぁ。
その前に部屋の掃除しなきゃ。。。あれ、掃除だけで休みが終わってしまいそうです。。汗
そんな訳で、これからちまちまとリアルな私を更新していけたらと思っています。ここまで読んでいただきありがとうございました！