ナースはつらいよ

履歴書は?面接は?精神科への転職これでOK

こんにちは、しまりんごです☆

一般病院で働いている時、同僚から、「子ども産んだら精神科に行きたいんです」とか「精神科興味あるんです」という話をちらほら耳にしました。

もちろん、子育てしやすいし、プライベートとの両立はしやすいから大賛成なのですが、実は精神科病院は、「正直、精神科経験者に来て欲しいなー」ということが多いのです。

なぜなら、精神科未経験な看護師が長く働いてくれるかどうか分からないから。

身体科と精神科の仕事の違いや、雰囲気の違いなどに耐えられなくなり辞めていくケースは多いし、看護のノウハウを一から教えなくてはいけないし、フォローも大変なのです。

そのため、すでに経験があるリスクの低い看護師を採用する方が楽なんですよね。

だからこそ、精神科で働きたい未経験看護師は、履歴書と面接でのアピールが重要!!

精神科病院が、是非採用したいと思うような履歴書と面接のポイントを伝授します☆

自分の性格分析ができているか

精神科の看護師に必要とされるのは、客観的に患者様の状態を観ることができる能力。

そのため、自分自身を客観的に分析できているかどうかは重要です。

面接で「自分の良いところと悪いところを教えてください」と聞かれることは多いです。

例)完璧主義で仕事はしっかりこなすけど、時々疲れる。

という風に良いところも度が過ぎると欠点になります。良いところと悪いところは表裏一体。それを意識して答えてください

また、自分の欠点に対して、どういう対処をしているかという点を付け加えると良いと思います。

自己PRには何を書く?

履歴書の自己PRや特技などの欄。取り立てて書くことが思いつかない時。

「周りの人の良いところ探しが得意です」

これが最適です。

人の良いところを探す。これ、精神科看護師に一番求められると言っても良い素質なんです

患者さんの問題点をみればキリがありません。それよりも、良いところを見つけて伸ばしてあげられることが大切です。

悪いところを、良いところでカバーするという考え方は、精神科の基本なのです。

自分に都合の悪いことを隠さない

とても基本的なことですが、履歴書や面接で嘘をついてはいけません。

例えば、学生時代に単位を落として留年したとしたら、わざわざ留年したことを書く必要まではありませんが、学歴の入学年月や卒業年月は正確に書くようにしましょう。

面接時も、自ら留年したことを話す必要はありませんが、面接官に「看護学校卒業に4年かかってるけどなんで?」と聞かれたら、正直に答えましょう。

精神科は正直で誠実な看護師を求めています。それは身体科も一緒ですが、特に精神科は嘘には厳しいです。

経歴に何か不都合があったとしても、きちんと乗り越えてきていて、ちゃんと働いてくれるならそれで良いのです。

精神科の看護師は、人間性を問われます。何も隠さず、嘘をつかない。そういう看護師が、患者さんとまっすぐに向き合える看護師です。

志望先の病院の特徴を掴め!

一言で精神科病院と言っても、病院によって、「ここをウリにしたい!」というポイントが違います。

まず、病院のホームページを見て、どんな特徴を持った病院か理解してください。

例えば、病棟によってどんな患者さんを対象としているか違うことも。ざっくり紹介。

急性期治療病棟・・症状の急性憎悪のある患者さんを、看ています。特徴は、看護師の人数が他の病棟の基準より多めになっていること。
とっても手厚い看護で、早期での社会復帰を目指しています。救急患者の受け入れをすることが多いです。
特殊疾患病棟・・精神疾患をベースに持った身体的にも介助が必要な患者さんを看ています。基本的にADLが落ちている患者さんの受け入れをしています。
点滴や、経管栄養、モニター管理など医療的処置が多く、日常生活援助が中心になってきます。雰囲気としては、老健に近いでしょうか。
糖尿病や心臓病などの疾患を持っている方も多く、精神看護の知識だけではなく、身体を看る力が必要とされます。
ストレスケア病棟・・基本的にうつ病の患者さんが対象となっています。
休養を目的にした入院で、差し迫った希死念慮などがないうつ病の患者さんが、他の精神疾患の患者さんと関わることなく静かに休める環境となっています。
全室個室で、まるでホテルのようなお部屋にテレビも完備。一般病棟と同じフロアになっていたとしても、ストレスケア病棟の患者さん以外の人が入ってこれない構造になっています。
また、病院によっても違うかと思いますが、他の病棟での生活上の決まり(外出の時間の制限など)がゆるく、あくまでも自宅ではしっかり休めない人に休める環境を提供し回復に導くということに重点を置いています。
社会復帰支援病棟・・そのままですが、社会復帰の支援に力を入れた病棟です。
退院に向けて、作業所や施設の見学に行ったり、患者さんそれぞれに合わせて退院に向けた支援をしていきます。

病床数は少なくても、デイケア、訪問看護、就労支援(作業所)、リワーク、グループホームなどを保有しており、地域で患者さんが生活することを支えようということに力を入れた病院もあります。

病院のホームページには、「ここを評価してほしい」ポイントがちりばめられています。

そのポイントをしっかり受け止めた上で履歴書を書き、面接を受けることをおすすめします。

この記事を書いた人

しまりんご
育児花丸旦那さんと4歳の息子との3人暮らし☆専業主婦に対する憧れも密かに抱きつつ、常勤で走り続けるワーキングマザーです。趣味は楽器演奏と、映画鑑賞。最近は手芸店巡りが大好き。目指すは、なんでも挑戦する30代♪
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闘うワーキングマザー
しまりんご
精神科や緩和ケアなど経験がちょっと特殊!

育児花丸旦那さんと4歳の息子との3人暮らし☆専業主婦に対する憧れも密かに抱きつつ、常勤で走り続けるワーキングマザーです。趣味は楽器演奏と、映画鑑賞。最近は手芸店巡りが大好き。目指すは、なんでも挑戦する30代♪

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