この子出来る‼︎新人さん必見‼︎先輩からの評価アップポイント５つ！〜後編〜

前半のポイント３つで少し先輩からの評価が上がりそうな気がしてきたでしょうか？私がもし先輩であればすぐにご飯に誘っておごるぐらい評価はアップしてきていると思います（ただ単純な先輩看護師かもしれませんが…笑。）

ここで更に２つポイントを伝えて、更なる評価アップを目指したいと思います！

「人はミスをするもの」そう捉えて普段から予防策をとったり確認行動で気を引き締めて仕事をすると思います。

でも一度もミスをした事がない！なんて到底無理な話です。新人さんであれば不慣れな作業から起きるインシデントは付き物。それがアクシデントにまで至らなかった事に不幸中の幸いと思い、次に同じミスを起こさないように気をつければ良い話です。

そして、インシデントを起こしてしまった時の対応が後々先輩からの評価を大きく左右する事になるのです。

インシデントの内容によって不安に襲われる事もあるかもしれませんが、まず第一に「すみませんでした‼︎」素直に謝りましょう。

その時は気が動転しているかもしれないし、先輩もインシデントの対応をしているかもしれません。なので、落ち着いてから再度「すみませんでした。」と対応してくれた先輩に謝りましょう。

そして、もう１つ大事な事は、関与者全員に謝る事。インシデントの内容に患者さんが関わるのであれば（例えば、点滴漏れや薬の過剰投与など）、必ず患者さんにも謝りに行きましょう。

ミスをしてしまった患者さんに会いに行くのは気が引けるかもしれませんが、その対応こそが信頼を得る事に繋がります。そして、先輩にも「あの子はきちんと謝罪が出来る子」という評価をもらえます。

安心感・信頼感と聞けばまず何を想像しますか？ミスが少ない、与えられた仕事を確実に実施する、というのが頭に浮かぶのではないでしょうか？もちろん大切な事ですし、最終的には必要となる課題です。

ただ、新人時代にミスなくやれ！と言われても緊張感が増すばかり。確実に実施しているつもりでも、作業時間は先輩よりかかる訳なので、先輩も今か今かと待つばかり。

では、何を優先して安心感を得てもらうか。第一に自分の所在を明らかにして下さい。

「◯◯さんに氷枕を持って行ってと頼んだけど、まだ帰ってこない。どこで何をしているの？」新人さんに対してこう発している先輩を見かけませんか？

先輩達も、新人さんがどこで何をしているのか気になります。少しの依頼のつもりが何十分も戻ってこなければ焦りと苛立ちが募ります。

そこで、頼まれた仕事をしているけれど、思った以上に時間がかかっていると判断したら一報先輩に何処で何をしているか報告した方がベターです。

報告までは出来ないにしても、病棟内の誰かに自分の姿を見かけてもらえれば「◯◯さんなら、さっき患者さんの部屋で買い物を頼まれてたよ〜」なんて助けの言葉を言ってもらえるかもしれません。

出棟に行ったはずなのに、なかなか帰ってこない。検温から帰ってこない。いつまでシャワー介助をしているんだろう？安心感・信頼感を確立出来ていない時期は、先輩達の疑念はすぐ生まれてしまいます。

手先が器用な事はかなり長所になりますが、「あの子は器用に業務は素早くこなすけど、疾患や治療についてはあまり理解していない」とならないように。