男性看護師の憂鬱「入院患者様からのセクハラ編」

私の主人の話ですが、男性看護師でして時々面白い話を持ってきます。

今回は、そんな中のひとつ。

女性看護師ではまずないような（相手が女性なので当然といえば当然ですが・・・。）体験談。

どうぞ！！

その患者様は60代、腰椎の圧迫破裂骨折で入院してきました。

すぐに手術とはならなかったのでしばらくはベーラー固定（体幹ギプスのようなもの）となりベッド上安静でローリング可の指示だったそうです。

そのような状態ですから、基本清拭と陰洗で保清は対応していました。

女性の患者様は時々「男性看護師だと恥ずかしいから・・・。」とお断りされることはしばしばあったそうですがこの患者様に限ってはむしろ担当についた日には積極的に清拭・陰洗を依頼してきたそうです。

主人としても（変わってるな・・・。）と思いながらも拒否することは当然できないので思いつく嫌な予感に目をそむけながらも知らないふりして日々業務に従事していました・・・。

ベーラー固定も外れ、少しずつ安静解除が進んできました。

それでも車いすに介助でトランスファーする時や、トイレで排泄後痛くて手が届かないなどの理由でたびたび主人を呼びつけては対応させていたそうです。

（私も一緒に働いていましたが、私の時は自分で陰部拭いてズボンはいた後にナースコールが来たんですけどね　笑）

トランスファーの際に両手を肩に回して移乗させるのですが・・・、どうやらにおいをかがれている気がすると・・・。
顔が妙に近い気がする・・・、と。笑笑！！

当時はお付き合いもしていない時でしたので夜勤でこの話になったときは爆笑でした！！

確信犯じゃないか！？とのうわさもありましたが決定打になるようなことはされなかったのでしばらく様子を見ることとなったのです。

おばちゃんの退院も間近になってきたころ・・・。

当然ＡＤＬも自立になってきていますから、以前のような怪しいスキンシップやボディタッチはなくなってきていたので特に業務も問題視されることなく通常対応で日々を過ごしておりました。

そんなある日、大部屋にいたおばちゃんですが他の患者様がいないことをいいことに退院したらデートしようと主人を誘ってきたようです。

• おばちゃん「ご飯食べに連れてってやるから。な？な？」
• 主人「すみません、そのようなことは禁止されているので・・・。」
• おばちゃん「だいじょうぶ、大丈夫。誰にもいわないから！！」

• 主人「ごめんなさい。お気持ちは嬉しいのですが・・・。」
• おばちゃん「ええやん、ええやん。一回だけ！！な？な？」
• 主人「いや、でも。ほんとにすみません・・・。」

• おばちゃん「なんなのさぁ～、つれないな～」（といいつつち○こタッチ！）
• 主人「！！！！？？？」
• （そのままお尻もさわさわ）

まさか触られると思ってなかった主人。。。
先輩に相談しようかずいぶん悩んだそうですが・・・、結局もうすぐ退院なので誰に報告するでもなくうまくかわしながら（対応するときは腰を引き気味にして下半身に手が伸びてきたらサッ！！とよけるように）日々を過ごしていたそうです。

お疲れ様でした　笑