勉強大嫌いな私が実行した、看護師の勉強法を大公開!
恥ずかしながら、私は自他ともに認める「勉強大嫌い」ナースです。
勉強が趣味の父、数学教師の母の間に生まれたにも関わらず、学生時代は日々「どうやって勉強から逃れようか」と考えるほど。
そんな私ですが、とあるきっかけにより「糖尿病療養指導士」の資格を取得することになりました。
当時勤めていた病院は残業&夜勤も多く、勉強に使える時間はわずかでしたが、なんとか一発で資格を取得することができました!
今回は、そんな勉強大嫌いな私が実行した勉強方法を、ご紹介します!
専門雑誌を定期購読
看護師専門雑誌は今、たくさんあります。
ナース専科やエキスパートナースなどに代表される「総合看護雑誌」はもちろんのこと、各領域専門の雑誌もたくさん発行されています。
私の場合は糖尿病だったので、「糖尿病ケア」という雑誌を定期購読し、どんなに眠くてもとりあえずその雑誌を読むことで「勉強している」という気分になることができました。
実際には投稿コーナーとかそういったところを中心に読んでいましたが、専門的であるとともに、最新情報も随時掲載されていたので、雑誌を読むだけでかなり勉強になったと思います。
「時間がなくて、なかなか勉強する時間が取れない」という方は、まずはこの「専門雑誌を定期購読すること」をお勧めします!
問題集一冊を繰り返し解く
日々の勉強、というとどうしても「参考書を読んで、自分のノートを作成する」と思ってしまいがち。
しかし私のように勉強大嫌いな場合は、このノート作成というのがとても難しく感じていました。
一大決心して「さぁ、やろう!」と意気込んでもものの数分ですぐに飽きてしまい、「まぁ次の日でもいっか」と考え、その次の日が永遠にやってきません…。
そこで私がとった行動は、学生時代のように「問題集を一冊決めて、それをひたすら解き進める」ことでした。
1周目は正直ほとんどちんぷんかんぷんで正解できた問題は数えるほどのみでした。
「こんな調子で本当に受かるのか…?」と不安に感じながらも、間違えた問題は解説をじっくり読み、わからないところがあればその都度参考書を開いて完全に自分が納得できるまで、調べるようにしました。
このとき、気をつけていたのが「始めに決めた解く問題数だけは必ず解くようにする」ということです。
始めは10問解くだけでも1時間以上かかっていたことが、周数を重ねるごとに少しずつ時間が短縮され、4周目に入ったときには、すらすらと回答できるようになりました。
飽き性の私は問題を解くごとに、日付けとともに「かかった時間」も書きこむことで、タイムが縮まっていくことにやりがいを感じ、なんとか続けることができました。
周囲のスタッフへ、資格受験を宣言する!
当時勤めていた職場は、激務ではあるものの人間関係は良好で、先輩後輩ともにチームワークよく仕事をこなしていました。
資格受験を決めた時、私はまず先輩たちに「今度、糖尿病療養指導士の資格を受験します!」と宣言!
先輩たちからは「大変だと思うけど、頑張ってね」「応援してるよ」と暖かい言葉をかけていただき、調子に乗りやすい私は有頂天!
しかし徐々に時間が経つと「ちゃんと勉強してる?」「宣言したんだから、一回で合格しないとね」と、いい意味でのプレッシャーを私にたくさんかけてくれました(笑)
一人でただもくもくと受験勉強をするのではなく、こうして周囲の目線、そして励ましがあったからこそ、勉強を続けることができたと今でも思います。
勉強嫌いな人ほど、この「周囲へ宣言する」方法はお勧めです!
最後に
いかがでしたか?
看護師は日々勉強だ!といっても、実際にはなかなか毎日は勉強できないもの。
私も今は医療現場からは離れているものの、看護師としていつでも復職できるよう、今でも看護雑誌の購読は継続し、最新のエビデンスに触れるようにしています。
少しでもこういった情報に触れているだけで、精神的にも安心できるので、おススメです♪
皆さんもぜひ、無理をしない範囲でできる勉強法を見つけてくださいね!
この記事を書いた人
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ライター兼二児&二匹のママ兼ナースとして、あわただしい日々を過ごす。
もうすぐ2歳の娘の口癖は「バナナ!」。
どんなに頑張って食事を作っても、食事の時は必ず「バナナ、ないの?」とまずバナナを探されてしまいます。
今の目標、それはバナナよりもおいしいご飯を作れるようになること。
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