ナース、家を買う(第1話)
年目
- 結婚した
- 家賃を払い続けるのがもったいない
- 親と一緒に暮らすため
色々な理由で、持ち家の購入を考えるナースも多いのではないかと思います。
ほんの少しだけ、月々のお家賃と、住宅ローンの借入額に触れてから、私の周りで家を購入したナースの実例を紹介していきたいと思います。
長く暮らせば大金に
当然ですが、賃貸暮らしが長くなればなるほど、その金額は大きくなります。
例えば、月々8万円の家賃だと…8×12=96万/年
3年間で288万円、5年間だと480万円…
同じお金を払うなら、家やマンションを買って、「自分の物(家)」の返済に充てた方がいい!!という気持ちになるのは当然の事かもしれません。
ナースと住宅ローン
家を買う時に付き物になってくるのが「住宅ローン」
土地や家の値段、頭金をいくら入れるか等にもよりますが、私の周りでは3000~5000万円の借り入れが多いです。
5000万も無理!!って思うかもしれませんが…
良いのか悪いのか、看護師なら借りれるんです。
実際の話①②
ではでは、実例紹介に入ります。
妻(国立病院機構の公務員ナース、歴3年)年収:約400万円、夫(土木系の自営業)年収:約300万円、子ども1人(2歳)
年収的にも、仕事の安定感的にも、夫<妻。さらに、夫名義では借りれるお金が少なく購入金額に届かなかったため、住宅ローン名義は「妻」になった。
妻(大学病院ナース、歴9年)年収:約550万円、夫(サラリーマン)年収:約400万円、子どもなし。
夫は結婚前に購入した車のローンが100万円ほど残っていた。
夫でも住宅ローンを組む事は可能と言われたが、看護師の妻が組んだ方が診査がスムーズに進むと言われ、妻名義になった。
●ケース1と2から
看護師は比較的お給料が良く、安定した仕事なので、このようなパターンの方も多いのではないでしょうか?
平日の休みもあるので、銀行に行ったり、市役所などで必要書類を揃えたりする事も比較的スムーズに行えるところもメリットといえるでしょう。
実際の話③④
母(大学病院勤務、歴18年の主任)年収:約800万円、子ども2人(中学生と小学生)
5年ほど前に離婚している。離婚後は3人で賃貸アパートに3年ほど暮らしたが、子どもの成長とともに部屋数や広さが必要になり、モデルルームを購入する事になった。
元夫と共同名義でマンションを購入しており、離婚後も自分の名義は残ったままだった。今回、一軒家を購入する際、前のマンションとの二重ローン問題が発生した。
元夫にはカードローンが複数あった。年収も低く、共同名義のマンションから元妻の名義を外す事は困難だった。
一部繰り上げ返済(約700万)を行い、マンションのローン残高を少なくする事で、毎月の返済金額を減らす事ができれば、元夫の単独名義に変更可能だった。
もちろん、元夫は700万円支払える状況になく、元妻が支払い、マンションから自分の名義を外した後に、一軒家購入のための新たな住宅ローンを組んだ。
●ケース3から
これはなかなか珍しいパターンかもしれませんが、必ずしも結婚生活がうまくいくとは限りません。特に、看護師は離婚率が高いと言われています。
共同名義にしたい気持ちも分かりますが、もしもの時の事を考えると、ややこしいので避けておいた方が無難といえるでしょう。
独身女性(大学病院勤務、歴5年)年収:約450万円
もともと結婚願望がなく、自由に恋愛を楽しんでいる。
実家暮らしをしていたが、30歳を超え、自立したくなり、マンションを購入した。
●ケース4から
私が働いていたのが大学病院だったからか、独身率がかなり高く、このような話も珍しくはありませんでした。特に、看護長クラスではすごく多かったです。ばりばり、キャリアウーマンですね☆
その他、同僚の独身ナースは、家を買い、親と、離婚して出戻った妹を養っていました。
おわりに&予告
実例を挙げてみましたが、自分自身、あるいは自分の周りの人に近い状況はありましたか?
次回は、自分名義でローンを組んだナースたちの、心の内を記事にしてみたいと思います。
この記事を書いた人
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2歳年上の夫と、子ども2人(8歳女子・2歳男子)の4人家族☆
共働きも、専業主婦も、両方経験あり。
今は、子どもとの時間を大切に過ごしています。
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