ナースはつらいよ

頑固な手荒れの対処法

看護師の仕事は、手が命と言っても過言ではない程手を使う仕事です。

私は、元々肌が弱くアレルギー体質ということもあり、ひどい時は指紋がなくなってしまうほどのひどい手荒れに悩まされていました。

指が絆創膏だらけで医師に感染源になるのでお前に処置は頼まないと言われたこともあります。手荒れがひどく一時は看護師をやめようかと思った時もありました。

そんな手荒れも今ではすっかり良くなりました。

そこで体験から得た対処法をまとめてみました。

とにかく保湿に心掛ける

乾燥している状態は、皮膚のバリアがなくなって荒れやすい状態にあります。

ポケットにはいつもチューブ式のハンドクリームを入れて手を洗ったら必ず塗るようにします。

塗り方にも気を配りましょう。

関節部分は円を描くようにして塗り込みます。

手先は、反対の人差し指と中指で爪の生え際から爪の脇まで丁寧に塗り込んでいきます。

手が荒れているときはこすったりせずまずは手のひらにクリームを伸ばして手のひらで包み込むように優しく抑えるようにしてクリームをなじませていきます。

ハンドクリームの選び方

もちろん感染予防の点から考えてチューブ式のものを選びます。

また、化学的な保存料や香料が入っているものは肌への刺激となるので避けましょう。

私のおすすめは、「PAXお肌しあわせハンドクリーム」「デュアロマ24ハーブゲル」「ロゴナデイリーハンドクリーム」 です。どれも天然植物成分からつくられていて、べたつきがなくさらりとしています。

安価なものでたっぷり使いたいという人はワセリンもいいでしょう。べたべた感がありますが、少し水分が手に残っているぐらいにして最初に手の平の熱でしっかりと柔らかくして薄く塗るとベタベタ感がかなり減ります。

肌にやさしい手洗い石鹸を選択しよう

手が荒れると菌が繁殖しやすく感染しやすいので、感染予防に熱心な病院は、皮膚にやさしい石鹸を採用してくれます。

しかし、コスト面を考えてそのようにしてくれる所は少ないものです。弱酸性ならいいか止まりです。

また、最近はTVの影響で皮膚のPHと同じ弱酸性のものを選ぶと肌にやさしいと思われますが、化学的なものが入っているものはやはり肌への刺激があるので、弱酸性というだけでなく成分も確認しましょう。

なので私は、自分専用の石鹸を用意して使っていました。

皆さんもご存じのように固形石鹸は緑膿菌が繁殖しやすいため液体のものを選びます。そしてポンプ式で泡で出てくるものならば、泡立てるための皮膚の摩擦がなくいいでしょう。
私のおすすめは、「PAXお肌しあわせハンドソープ」です。

ベビー石鹸は、お肌に優しいと思い選択している人を時々みますがお勧めしません。ベビー石鹸の多くは、皮脂が多い生後3か月ほどの赤ちゃんに適している成分で作られていることが多いからです。

痒みがともなう手荒れの時

体が温まると手もかゆくなりついつい引っ掻いて悪化してしまいます。こんな時は、食べ物にも注意しましょう。

体が温まるような発酵食品やアルコールや辛い香辛料などは控えめにすると痒みが軽減します。

インスタント食品や市販のお惣菜など保存料が入っているものは痒みの成分であるヒスタミンが放出されます。ですので、手荒れをして水を使う仕事はつらいですが食生活を整えましょう。

皮膚科医が言っていましたが、痒みが出やすい人は、ストレスを痒みとして感じやすいとのことです。ですのでストレス管理にも気を配りましょう。

感染症を起こしている可能性もあるので、あまりにもひどい時は皮膚科の診察を必ず受けるのも重要です。

肌の再生をする夜間の過ごし方

22時から2時の間は、皮膚を再生するゴールデンタイムとも呼ばれていますのでこの時間に良質な睡眠をとりましょう。夜は、もちろんハンドクリームを塗ってシルクの手袋をして寝ます。

シルクの手袋でお勧めなのは、アルデバランの草木染をしたシルク手袋です。草木の薬効成分が効きます。
化学染料でかぶれることもありますので天然の染料で染めたものを使いましょう。

食器洗いの時こそ手荒れケアのチャンス

もちろん、食器洗いの時はゴム手袋を使います。

ゴム手袋だけだと蒸れて痒みが増すことがありますので必ず、ゴム手袋の下にはシルクの手袋をしましょう。なぜシルクの手袋がいいかというとシルクには、保湿・解毒作用があるからです。

綿と違って蒸れも少なくサラサラとした肌触りです。

夜勤がない職場に変える

夜は、栄養を吸収代謝して組織を作る時間帯です。いくら、良いサプリメントを飲んでもあまり改善が見られないのはそのためかもと感じました。

夜勤をするということは、個人差はありますがホルモンバランや自律神経を乱れさせることになります。

思い切って夜勤のない外来に移してもらったらみるみるうちに改善しました。


皮膚だけに注目をしてケアをしても決して治るものではないと確信しました。

皮膚は中の臓器にもつながっている体全体を覆っているいわば最大の器官です。それを聞いて目が覚める思いがしました。

そう教えてくれたのは私が尊敬するある会社の社長さんです。心から感謝いたします。

手荒れでお悩みの方、手荒れ予防にお役に立てたら幸いです。

この記事を書いた人

こごみ
十数年、一般病院で勤務。その後、老年看護、認知症看護、ターミナルケアに興味があり老人施設に就職しました。現在、認知症ケアに特化し、看取りを積極的に行っている老人施設で働いています。
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お年寄り大好きナース
こごみ
健康が一番!

十数年、一般病院で勤務。その後、老年看護、認知症看護、ターミナルケアに興味があり老人施設に就職しました。現在、認知症ケアに特化し、看取りを積極的に行っている老人施設で働いています。

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