看護師の職場で起こった、個人的「ありえない話」3選!
看護師として仕事をしている中で、「いやいや、ありえないでしょ!」と思ってしまうこと、ありませんか?
これは看護師だからなのか、それともどの職場でも起こりえることなのか…。
今回は私が実際に体験した、個人的「ありえない話」TOP3をご紹介します!
大雪の日、「一番職場から〇〇」な職員だけ欠勤!?
ほとんど雪が積もらない地域に大雪が降り、ほとんどの交通機関が麻痺してしまった日。
車通勤の職員はほとんど定時までに出勤できず、近隣に住んでいる職員や、1時間以上かけて徒歩で来た職員が、「今日はどうやって職場を回そう」と話し合っていた、そのとき。
「今日、雪が降ってるでしょ?あまりに寒くて危ないから、今日は休みます」
私の記憶が確かならば、その職員は確か、職場から徒歩3分の場所に住んでいたはず…。
責任者に報告すると、「そんなこと言ってくる人は、無理やり来させても仕事しないに決まってるから、休みでいい」とのこと。
始業時間後、責任者から出勤を止められた妊婦の先輩も出勤してきた中、結局終業時間まで出勤せずに休みとなったのは、その職員一人だけでした。
次の日、平然と出勤してきて「いやぁ、昨日は大変だったわね!まさかあんなに雪が降るなんて!」と言っていましたが、誰も同意しなかったのは、言うまでもありません…。
職場にスーツケース持参で現れた、後輩
9月も半ば、後輩が「グアムに行ってきます!」と言い残し、5日間の夏休みに入りました。
その5日後、職場に現れた後輩は真っ黒に日焼けしていたのですが、気になるのが足元の大きいスーツケース!
「ぎりぎりまで遊びたかったので、今朝早く空港に到着する飛行機で帰ってきて、空港からそのまま来ました!」とのこと。
9月半ばは、台風で飛行機が飛ばないこともあるのに!?と目が点になってしまいました。
夏休みをどう過ごすかについて、意見するつもりはありませんが、ただ、出勤当日の朝に到着っていうのは、さすがに、ちょっと…。
その日一日、後輩は元気いっぱいに仕事をしていたので、職場内でも彼女をたしなめる意見は出ませんでしたが、彼女が帰った後、「若いっていいね…」と40代の先輩と言い合ったのでした…。
仕事の日に、彼女との〇〇を入れた同僚…
当時働いていた職場は、比較的落ち着いている日が多いものの、急患が入ることも珍しくなく、定時に帰ることは難しくなっていました。
その日はクリスマスでしたが、容態が落ち着かない患者さんが多いことに加え、年末年始直前ということもあり、病棟は朝からバタバタと落ち着かない状況でした。
なんとか業務に見通しが立ち始めた昼過ぎ、突然同僚の一人がこう言ってきました。
「ねぇ、今日彼女の家族と食事に行く約束しているから、俺定時で帰るよ」
なんでこんな忙しい日に、そんな大事な用件いれてんの?
なんで朝じゃなくて、今いうの?
なぜ、私(当時独身・彼氏無し)にだけ今、それを言ったの?!!!
その後、緊急入院の患者さんの入院連絡が入りましたが、同僚はすでに定時に向けて記録の追い込みに入っていました。
残る職員も、保育園に通うお子さんがいるママナースが数人と、入院しているお母さんの面会時間に間に合わせるために、早く帰りたい主任しかいません…。
結局、私が緊急入院を取ることになり、その日は3時間以上の残業となりました。
次の日、同僚から「お前のおかげで、無事に間に合ったよ!」と笑顔で報告を受けましたが、疲れきった私の耳にはほとんど入っていませんでした…。
最後に
いかがでしたか?
最後のお話しは、「クリスマスに彼女と過ごしやがって」という私怨がかなり入っていたことを、お詫びします…。でも当時は「なんで今日に限って!?」という思いでいっぱいでした。
看護師の仕事はチームワークが何より重要となりますが、様々なタイプがいる中でチームワークを保つことは、とても大変ですし、中には「仕事じゃなかったら絶対に関わらないのに!」と思ってしまうような人もいます。
そんな中、今回ご紹介した3つのお話しで、「私の職場だけじゃないんだな」と思っていただけたら、幸いです!
この記事を書いた人
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ライター兼二児&二匹のママ兼ナースとして、あわただしい日々を過ごす。
もうすぐ2歳の娘の口癖は「バナナ!」。
どんなに頑張って食事を作っても、食事の時は必ず「バナナ、ないの?」とまずバナナを探されてしまいます。
今の目標、それはバナナよりもおいしいご飯を作れるようになること。
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