私の恐怖体験
こんにちは、ミントです。
私が初めて勤めた病棟は心臓血管外科・呼吸器外科病棟でした。
その病棟は外科という事もあり、急変で亡くなる患者さんも多くいらっしゃいました。
そして育休明けはまさかのOP室移動となりました。
そんな病棟・OP室勤務で私が経験した不思議な体験をお話ししたいと思います(≧∇≦)。
赤いちゃんちゃんこ
これは私が新人時代のお話です。
まだ夜勤を開始したばかりの頃でした。
その日は先輩看護師と2人で外部屋(HCUを除く40床)を午前3時に巡視していました。
すると目の前のトイレから赤いちゃんちゃんこを着て、杖をついた女性の患者さんが2人部屋に入って行かれました。
杖には鈴がついていたのか、ちりん、ちりん、と真夜中の廊下に音が響いていました。
しかし、女性の患者さんが入って行かれたのは男性部屋。
不思議に思い、部屋に入ってみるとやはり男性患者さん2人が就寝中でした。
おかしいな~?と思いながら巡視を終え、ステーションに帰り先輩看護師に今見たことを何となく話ました。
すると「…もしかして、白髪のショートカットの…鈴の音とか、してないよね?」と聞かれ「はい。赤いちゃんちゃんこを着た…」
と言った瞬間、先輩看護師二人が目を合わせ、ある方向を指差しました。
そこには鈴の付いた杖が…(@_@)!
「これはね、ミントが就職する前にあの二人部屋で亡くなった方の物なんよ。赤いちゃんちゃんこを着ていてね」と先輩。
「急変で亡くなったから自分が死んだ事に気付いてないのかも。杖はご家族が忘れて帰られたんよ」と話してくれました。
その後の巡視は先輩の拒否と命令で私一人で廻りました…( ;∀;)。
当直室の恐怖
これは私が育休明けにOP室に移動になった時のお話です。
勤めていた病院は三次救急医療を行っていた為、OP室も呼び出しから20分でOP受け入れ準備ができない距離に住んでいる看護師は当直室に泊まることになっていました。
私はとても間に合わないため、私を含め3人が利用していました。
そんな当直室での3人の恐怖体験をお話しします。
お盆当直の夜は騒がしい
ある看護師がお盆の当直勤務で泊まっていた夜のこと。
夜中に天井を斜めに貫くように道が見え、多くの人がお喋りをしながら行列を成して歩いていたそうです。
それをベッドから見上げていた彼女は金縛りにあったそうです。
歩いている人は皆、もんぺ姿・軍服・着物といった現代ではあり得ない服装だったとか…。
亡くなった方々が帰って来られたのでしょうか?(@_@)
突然、足を…
他の看護師は夜間、寝ているといきなりの金縛りに!
足元に気配を感じ、下に目を向けるといきなり両足をつかまれ!!
「あそぼう…」と声が!
子供のような小さな影が見えたそうです。
その看護師は心の中で「一緒には遊べないから!」と強く思ったそうです。
すると金縛りは解け、足元の影は消えたそうです。
机の下に…
これは私の体験です。
当直室には事務室にあるような机と椅子がありました。
いつものように椅子に座り、髪を乾かそうとキャスター付きの椅子を奥に移動させた瞬間、何かが足に当たりました。
「?何だろう?」と机の下を覗いてみると…、小さな女の子が体育座りをしている(@_@)!
その子は何も言わず、じっと私を見上げていました。
私は「あなたはもう死んでしまったんだよ。ここに来ても誰も助けてあげれないいんだよ」と心の中で語りかけました。
すると、女の子はスッと消えました。
実は私、こういう体験は小さい頃から沢山あり、ある休日にかかりつけの?!霊媒師さんの元に。
方位・当直室の図面を見せると、どうやら私達の当直室を゛霊道(霊が通る道)”が貫いているようで…。
お祓いをしていただき、お札を頂きました。
直ぐに当直室の決められた位置にお札を貼ると不思議な現象は無くなりました。
いきなり挟まれる!!
ある日、片付けも終わりOP室を閉める前の最終チェックに廻っていた午前3時。
私はOP11に行こうと、自動ドアの前に向かいました。
何故かOP10とOP11の間には自動ドアがあり、ドアの向こうの空気が気持ち悪いな~と感じていました。
よしっ!と自分に気合を入れて自動ドアの前に立ち、開いたので一歩進んだ瞬間゛ドンっ!”と鈍い音が…。
それと共に、両上腕に痛みが!!
何が起きたか分からず、腕を見るとドアに挟まれてる…!!
しかも、すごい力で締め付けてくる…!
大変だ!と思った時、他の看護師が帰りの遅い私を心配して探しに来てくれました。
すると、彼女がの足音が聞こえるのと同時にドアは開いたのです…。
一応、自動ドアのスイッチを切ってないか確認しましたが、切っていないとのこと。
後々聞きましたが、病院を建て替える前、OP11の下の階は霊安室だったそうですΣ(・□・;)。
みんなを怖がらせる事になるのでこの出来事は病院を辞めるまで誰にも話しませんでした。
まとめ
前述しましたが、私は小さい時から色々と不思議な体験をしてきました。
そのため、他の看護師よりは免疫は付いていましたが、ここに書ききれない程の体験をしました。
病院では自分の死を理解出来ていない、認めたくない霊が多い気がします。
そのため、助けを求めてこられますが、自分には何もできないことをしっかりと伝える事が大切です。
この記事を書いている途中、パソコンの誤作動や右肩の重だるさが生じています。
あれこれ言っても一番怖いのは死んだ人間ではなく、生きている人間…でしょうね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました☆彡
この記事を書いた人
- 看護学校卒業後、県立病院胸部外科病棟に就職。3年勤務し育休2年取得。年子で子供2人出産し、OP室復帰する。(その間、ケアマネージャーと福住2級取得)上の子が1年生になるのを機に特養に転職。3年目で交通事故に遭い、躁鬱病になり退職。直ぐに総合病院OP室に勤めるも短期間で退職。以後、脳外科病棟、ICU、皮膚科クリニック、特養立ち上げ、整形外科専門病院、老人病院、透析専門病院と転々とするも躁鬱病もあり長続きせず今は看護師お休み中です。
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