「私がお母さんでごめんね…」私の育児体験①
こんにちは、ミントです。
もうそろそろ春が来ますね。
うちの長男は高校受験が迫っています。
そんな彼が産まれてからの育児を懐かしく振り返ってみようと思います。
しかし、男の子は女の子(第2子は女の子)よりよく泣き、よく病気をするように思うのは私だけでしょうか?
ずっと抱っこ地獄
息子は3750gと大きく産まれました。
かなりのガッシリ体型。
泣き声も他の赤ちゃんより野太い…。
これはあまり問題なく育つかな~なんて勝手に思い、退院しました。
しかし、現実はそうはいかず、とにかく泣く!!
オムツを換えても母乳をあげても泣く!
唯一泣かないのは抱っこをしている時と寝ている時だけ( ;∀;)
しかも、寝たと思って布団にそっとおいても直ぐに泣く…。
そのため、私は夜に息子を抱っこしたまま寝ていました。
掃除機をかけるにも片腕に息子、もう片方の手で掃除機をかけていました。
「私がお母さんでごめんね…」
そんな毎日の中、こんなに泣くのは私が悪いからなのか?と思うようになりました。
そして、よくある育児本中毒者のように本を読みあさりました。
すると、泣き止む方法が載っている!!でも…よくよく読むと全て私、やっている…。
健診でも異常はないと言われるし…。
やっぱり、私が悪いんだ…。
いつしかそう思うようになりました。
そして、息子が泣けば抱っこして「私がお母さんでごめんね」と一緒に泣く日々が続きました。
義母は「抱き癖がつくから、肺を鍛えるためにも泣かせておいて大丈夫よ」と言うけど、泣き声を聞くと抱っこしてしまう…。
私はダメな母親だ…と寝不足とストレスによりどんどん自分を追い詰めていったのです。
激太り!!
そんなストレスのはけ口は「食」に向けられました。
とにかくチョコレートが食べたい!!
体型なんて気にもしませんでした。
ただ、食べている時は心が満たされて、とても幸せでした(もちろん、息子を抱っこしたまま食べていました)
気付けば妊婦に戻った!!位の体重に(@_@)!
それにまたストレスを感じ、食べ、今度は無理矢理嘔吐するようになりました。
もう、バリバリの産後鬱ですよね…。
そんな言葉すら頭に浮かびませんでした(´;ω;`)
無関心な旦那
旦那は料理人をしていたため、朝は早くに出ていき、夜は日付が変わり、職場の人達と遊んでからかなり遅くに帰ってきていました。
そのため、家事、育児はノータッチ!!
それどころか、泣き止まない息子に限界を感じ、遊んでいる旦那に早く帰ってきてと電話すると「こっちも付き合いだからなんとかして!」と言われる始末…。
期待した私がばかだった…。そう思いました。
実家は…
ここまできたら実家に帰る!という選択肢が普通の家庭では挙がりますよね?
しかし、私にはその考えは浮かびませんでした。
私には2歳年下の妹がいます。
彼女は16歳の時に「統合失調症」と診断され、それからずっと在宅で治療していました。
本当は私のお産に合わせて妹を入院させる予定でしたが、直前に母が止めたのです。
妹がかわいそうだと。離れてしまうと病気が悪化すると。
妹も入院の話を聞き、家中の物を投げつけて抵抗したそうです。
だから、私には頼る所はありませんでした。
自分一人で頑張るしかない!そう自分のお尻を叩いていました。
お風呂に入れるのも私一人のため、どうしても自分の体を洗ったり、拭いたりする間に息子を手から離すと大泣き…。
自分は行水しただけ状態。
とにかく息子の泣き声に異常なまでの焦燥感や不安を感じていました。
そんな中でも日々の家事はなくなるわけでもなく。
抱っこをしていないと泣く息子はまだまだ首も座っていないため、おんぶも出来ない。
仕方なく腕の中でようやく眠った息子をベビーラックに寝かせ、その間に家事をこなす!!
でも、直ぐに泣きだして…。
頭の中が真っ白になりました。
「母さんが僕を泣かせているんだ!!」という声が聞こえた気がしたのです。
その瞬間、ベビーラックを蹴ってしまいました。
我に返ったのは、息子の尋常じゃない泣き声を聞いたから。
私は直ぐに泣いている息子を抱きしめ「ごめんね、ごめんね」と謝りながら一緒に泣いていました。
いつこの地獄は終わるんだろう…。
私にとって育児は地獄だったのです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました☆彡
この記事を書いた人
- 看護学校卒業後、県立病院胸部外科病棟に就職。3年勤務し育休2年取得。年子で子供2人出産し、OP室復帰する。(その間、ケアマネージャーと福住2級取得)上の子が1年生になるのを機に特養に転職。3年目で交通事故に遭い、躁鬱病になり退職。直ぐに総合病院OP室に勤めるも短期間で退職。以後、脳外科病棟、ICU、皮膚科クリニック、特養立ち上げ、整形外科専門病院、老人病院、透析専門病院と転々とするも躁鬱病もあり長続きせず今は看護師お休み中です。
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