これで解決アレルギーメニューNo.1：小麦粉

アレルギーをお持ちのお子さんが近年増えてきているようですね。

みなさんのお子様、ご家族はいかがでしょうか。

実は私も重度のアレルギー体質でして･･･鶏肉、鶏ガラ、そば粉、花粉症などたくさんのアレルギーを持っています。

今日はそんな私の願いもこもっているのでしょうか。アレルギーに対する記事をシリーズとして書いていきたいと思います。

(久々のシリーズ記事で緊張気味です･･･)

アレルギーのお子さんもみんなと同じような食事がとりたい！

それは昔から悩ましいことではありましたが、ついにその日が来たようです。

小麦粉の価格高騰にともない、どんどんメジャーになってきているのが“米粉”です。小麦粉よりも粘り気がつよく、調理が難しいとされる米粉商品ですが、昔と比較すると格段に品質が向上されています。

小麦食品といえば、パスタ、うどん、中華麺などの麺類や、パン屋ケーキの製菓類など幅広くあります。

細かい部分でいうと、パン粉を使ったフライも、小麦粉で出来た餃子の皮も、食べることができません。

そして意外と見通しがちなのが、カレーやシチューなどのルーです。トロミをつけるために小麦粉が使用されているんですよ。

小麦を制限されるだけで｢あ、明日の朝ごはんどうしよう･･･。｣となってしまいます。

もちろん、食品栄養学的には主食(炭水化物)の不足が主たるものなので“白米”をしっかり食べることで解決はできます。

しかし、調理や食事の幅を広げたいと思った時にやはり毎日白米では作るおかずやメニューにも限りがありますよね。

そこで、代替食品が普及してきたわけですね。よく聞く、｢グルテンフリー｣というものがその類です。

それでは一部紹介していきます。

フォー麺で代用

(日清HPより写真抜粋)

あまり食べなれないかも知れませんが、米粉ベース出できた麺類です。

これは小麦アレルギー児に保育園や学校でも使用される機会が多いものです。

パスタソース、うどんだしなど多岐に渡って違和感のない味に仕上がることで人気が高いです。

写真はスープ入りヌードルですが乾麺のみの販売も大手スーパーで取り扱ってるのでお買い求めしやすいと思います。

米粉食品を使う

(みたけ食品工業の商品写真より抜粋)

米粉商品がどんどんメジャーになってきていますよね。

米粉は小麦粉より粘り気がつよく、私たち一般家庭では扱いずらいことが懸念されてきていましたが、近年では改良がどんどん重ねられてきているようです。

米粉製品では、米粉パン、米粉パスタ、米粉うどん、米粉ラーメン、米粉クッキー、米粉でできた餃子の皮(春巻き)など本当に不便がなくなってきています。

ただ、近所の小さいスーパーやコンビニなどへの普及はまだまだで、大型スーパーなどに行かなければならないのと、少し割高な値段設定なので毎日となると難しいかもしれません。

小麦粉不使用ルー

(ハウス食品商品写真より抜粋)

みんなが大好きなカレーですね。最近では、多くの食品会社からアレルギーフリーのものが出ています。

値段もそう変わらず、家族みんなで同じ鍋から食べられるのでそれも利点ですね。

ハヤシライスルーや、シチュールーなども同様の商品が出ているようですが、老若男女根強い人気のあるカレールーが商品としては一番多かったです。

他

フライの衣には、コーンフレーク(小麦不使用)やコーングリッツが便利です。最近では、米粉パンで作ったパン粉というものも販売されているので味の方はだいぶ近いものができるのでないでしょうか。

昔、学校給食ではアレルギー児を別室や職員室で食べさせたり、壁に向いて食べさせたりなど“人権侵害”とも言われかねない対応をしていました。(私もアレルギーがあったので実際に、同様の対応を受けていました)

クラスメイトからは、｢隠れて食べてる！｣｢壁とお話してるの？｣など、からかわれて本当に辛い思いをしました。

そんな児が少しでも減るように、もっともっと一般の方にもアレルギーについて知って欲しいと切望しています。

また、調理に関わってる方や、児童保健に関わっている方は尚のこと、アレルギーについての勉強をしっかりして欲しいです。

長々と書いていきましたが、アレルギーで食べ物を制限されてる方は“小麦アレルギー”の方の他にもたくさんいるんですよね。

次回記事から少しずつほかの食品についても紹介していきたいと思います。