真面目過ぎるあなたへ！「新人看護師時代こうしておけばよかった」と思う3つの心構え

こんにちは、みしまです。

新人の皆さん、ナース生活は順調ですか？自分の新人時代を思い返すと、「出だしでつまずいちゃったなあ…」とちょっと苦々しい気持ちになります。

今になって思うと、(自分で言うのもなんですが)真面目が度を過ぎてしまい、自分で自分を成長しにくくしていたように思うんです。

そこで、私の経験を踏まえて「こうしておけばもっとよかったな」という心構えを3つ、ご紹介したいと思います。

国家試験に合格し、現場で働くことになると「よーし！少しでも早く役に立てるようになるぞ！」と意気込む方が多いのではないでしょうか。

ですが、ここはあえて言わせていただきます。「最初から役に立とうなんて思う必要はない」、と！

そんなことを言ったら現場の先輩方から「いやいや、早く独り立ちしてもらわないと困る！」という声が聞こえてきそうですが(笑)、仕事を始めて1、2ヶ月はそこまで意気込まなくてもいいと私は思っています。

何故かというと、「役に立てるようになる」とか「独り立ち」って、無意識に自分にプレッシャーをかけるフレーズに感じませんか？　その言葉が、経験したことないものにチャレンジしていく積極性を抑え込むこともあるのではないかと考えています。

この時期はまず、病棟の雰囲気や業務の流れを掴むことが最優先です。目の前の業務に丁寧に向き合っていけば、自然と1人前のナースになっていくものだと思うので、ひとまず強すぎる意気込みは置いておいてもいいのではないでしょうか。

こういうこと、現場で先輩に言われた方もいらっしゃると思います。とは言っても、いざ聞きたいことが頭に浮かんだ時に「こんなこと、聞いてもいいのかなぁ…」とか「『変なこと聞く子だな』って思われたらどうしよう…」って思うことありませんか？私はしょっちゅうありました。

でも、いざ自分が新人さんに質問される側になった時、「そんなこと聞かないでよ」とか「変なこと聞く子だな」とか思ったことってないんですよね。

もしかしたらあったのかもしれないけど、ずっとは覚えていないんだと思います(笑)。聞く側が心配するほど、聞かれる側は気にしてないっていうことなんですよね。

だから、そういうことを心配して質問をしないのは、すごく勿体ないことだと思います。ひとつ疑問が解決したらその分成長する訳で、その機会をみすみす手放していることになりますからね。

ということで、気になったことは先輩方にどんどんぶつけてみましょう。それでも不安という方には、この言葉を贈ります。

「下らないこと聞いても許されるのは、新人の内だけ」…あとで聞けないとなると、聞いておこうと思いませんか？(笑)

医療の現場でのミスは、患者さんの命にかかわる場合もあるので本当に怖いですよね。ですからもちろん、「ミスがない」というのが一番望ましいことではありますし、それを目指すことが大前提です。

とはいえ、看護師も人間である以上、何らかのミスを起こす可能性をゼロにはできません。そうなると大切になってくるのが、「ミスをしてしまった後のこと」です。

「失敗してしまった」ということへの動揺で頭がいっぱいになってしまうと冷静な判断がしにくくなり、連鎖的に他のミスをしてしまうこともあります。

こういう時必要なのは「自分の行動を悔やむこと」ではなく「今回の反省を生かして、今後どうするべきか」ということです。早いうちから、そういう切り替えができるようになっておくといいと思います。