２年目になる看護師に伝えたいこと

こんにちは。ゆづです。

日に日に暖かくなってきて、桜も咲いてきましたね(*^_^*)

うちの観葉植物パキラちゃん(過去投稿参照)も、３月になってすくすく成長スピードが早いです。

私の病棟でも年度末となり、部署移動や業務の引き継ぎなどやることが沢山あって忙しい時期になってきました。

あと、仕事の送別会や飲み会が続いて、飲んだくれて帰って来る日も多く、翌日、利尿作用からの脱水で足がつりながら仕事したり・・・不摂生の日々です(反省)。

看護師国家試験の発表もおわり、いよいよ４月から憧れの看護師となる新卒さんもいますね！楽しみと不安の入り混じった気持ちだと思います・・・。

でも、ここで忘れちゃいけないのが(いや、忘れて欲しくないだろう)、今年度新人だった１年目さん、ですね！

今日は、その１年目さんに向けたエールを送ります！

新人の看護師は、どうしても注目の的になります。

• 思うように動けなくて迷惑かけてしまった。
• 仕事の度にヒヤリハット(報告書)書いている自分が情けない。
• 先輩と同じことしただけなのに注意された。

「先輩が○○をやるのは良いけど」・・・って「何じゃその教え方は！意味わからん！」と心の中で思ったこともあるのではないでしょうか。確かに先輩は言いがちなんですよね。

でも、こんなのでも優しく声掛けしたりフォローしてくれる先輩がいて、涙が出てきたり。

何だかんだで守られて育ってきた新人生活も、４月からは２年目として働くのです。

注目されてきた１年が終わることを考えると、自由に仕事が出来る嬉しさの反面、見放されるイメージもありました。

「まだ経験が浅いのに、見てくれる先輩が居なくなるんじゃないか」、「こんなに出来ない事があるのに、もう２年目になってしまうのか」と。

私も、そのころを思い出すと、とても憂鬱でした。

ちょうど新人のこの時期、勤務終わりの間際に、急きょ点滴開始の指示が出た部屋持ち患者さんがいました。急なライン確保に何度も失敗してしまい、結局先輩がラインを取ってくれました。

また、その時、点滴の滴下速度合わせが混乱してわからなくなってしまい、先輩に優しく注意されたのを覚えています。

その日、私の部屋持ち患者さんに対応してくれた先輩たちは、勤務外の時間に残業させてしまったのですが、悪い顔一つせず「いいんだよ」と声をかけてくれて、本当に自分が情けなく思った記憶があります。

「こんなに出来が悪い私なのに、もう先輩たちは怒ってさえくれないんだ。」と思い、本当に憂鬱でした。

結論から言えば、私もしっかり先輩として働いていますし、大丈夫なんです。

私が２年目として憂鬱なまま出勤した４月１日、新卒さんが先輩について回っていました。

「はぁ、私ついに見放されたんだ」

そう思っていた矢先、先輩は私に、「ゆづさん、新人さんに○○の場所とやりかたを教えてきてあげて」と言いました。

急に教えることになった私はすこしだけ嬉しく思いました。

２年目さんは、新人さんに隠れがちです。それは良い面もありますが、目立たないので先輩も任せてしまうことも多いです。

しかし、出来ない事は出来ないのです。経験してない事もあるのです。

振り返れば、１年前、何もできなかった状態から比べると、とても大きく成長したと思います。

色々あったと思いますが、みんな頑張りました。来年度も、気負わず、頑張っていきましょ～！