看護師の3大美容術‼︎

看護師と言えば、3K、5Kと言われますが、今ではそんな「キツイ、汚い、危険」に加えて、給料が安いや休暇がないといったような様々な問題点が挙がり9Kとまで言われる時代になっています。

髪も明るく染めると注意を受け、ロングヘアを巻く事も出来ず、ただただ清潔感だけを意識したアップに。爪を伸ばす事も許されず、ネイルなんてもってのほか。もちろん香水も。化学療法中で吐き気のある患者さんから、香水をつけている看護師がいるから何とかしてくれ！という苦情があり、実は香水では無く柔軟剤の香りだったという例もありました。洗濯にすら気を遣う毎日、うら若き看護師達は辛い現実ですね。

そうは言っても自分で選んだ道なので、しょうがないと言えばそれまでですし、看護師の仕事に誇りを持っていれば、あまり気にしないのかもしれませんが。

では、看護師達は皆自分磨きを諦めているのか。まさか、そんな事はありません。

今回は、そんな看護師達のこっそり美容術を3つ絞ってお伝えしようと思います。あくまで、私を含め身の回りの人達の実践している術をお伝えするだけですが。

美人は目元から‼︎

看護師をしていると、あまりド派手な化粧は禁物。念入りに化粧をしようと思っても、夜勤明けは肌の調子もいまいちで、そんな余裕はさらさら無し。マスクで誤魔化しても夜勤明けの目元は化粧も落ちかけ、いつもの半分に、何て事になる始末です。

でもマスクで他は隠せても何とか目元だけはパッチリ保ちたい！と思っているので、そん想いからマツゲエクステ、通称マツエクをしている人が多かったです。私も1度しましたが、数ヶ月単位とはいえ何度も付け直しに通うのが面倒になって断念してしまいました。

でも、マツエクがあるだけで少々化粧が落ちても、むしろスッピン風目元パッチリになるという有難い仕上がりになって良かったと思います。

退職するまでに綺麗な歯を‼︎

これは、歯科矯正を取り扱っている病院に勤めている看護師のちょっとした特典だと思います。病院によって違うと思いますが、職員だと歯科矯正の費用が若干安くなる所もあるはずです。就職してから、自分がいつ退職するかは分かりませんが、それまでに少しでも費用を押さえていっそ口元も綺麗にしておこうと考える人も少なくないです。結婚までに終わらせておきたいという先輩もおられました。

そして、勤務中は常にマスクをしておけばあまり目立つ事もありません。マスクって色々な用途がありますね。使用目的が不順かもしれませんが、マスク様々です。

私もあわよくば歯科矯正をしたかったのですが、気付いた時には退職3ヶ月前という事で泣く泣く諦めました。

腕も足もツルピカリン‼︎

冬でも半袖で常に動き回らなければならない看護師。患者さんの剃毛は行っても、自分のムダ毛処理を毎日欠かさず、何て事は苦労以外の何物でもありません。

採血する時など、看護師はもちろん患者さんの腕を凝視しますが、逆に患者さんから看護師の腕を見られている事だってあります。そんな時に腕毛がフサフサ、ワンピースの裾から見える足がモジャモジャ何て事は白衣の天使にはあってはならない事です。いや、あってもいいのですが…。

患者さんのトランスをする時に、患者さんと、あるいは他のスタッフと腕が触れる事もあります。そんな時にジョリとなったら恥ずかしいですよね。

そんなこんなで、永久脱毛を行っている看護師は多いと思います。私が働いていた病棟では、私も含め9割の看護師が実施していました。しかも同じエステサロンで。何故なら1人が次々と紹介するからです。詐欺みたいに聞こえますが、実際には皆脱毛の必要性を感じて自ら希望するのです。エステサロン側からしてみれば、格好の餌食だったかもしれませんね。

以上が私の経験を含めた看護師の美容法です。煌びやかな職に負けず劣らず看護師も密かに、しかも割りとお金をかけて美容しているのです。見た目も中身も白衣の天使なんて言われてみたいものですね〜。