ナースがママになって変わったこと

どうもこんにちは☆Ｍａｋｉｍａｋｉ☆です。
夏の暑さが体に堪えます。産休に入ってからちょうど１年・・・明らかに言えることは、体力が減っているということと、それに反比例して体重は増えているということです。

自分が結婚して妊娠して、ママになるとは、ナースのお仕事一筋でやっていた頃の私には想像もできないことでした。その背景には、子供が体調崩したらお休みしていたママナースさんに対する周りの嫌な反応、歓迎会や忘年会などには子供を見る人がいないから出席できないという状況、飲み会に気軽に行けないという状況、などなどを見てきたからということがあります。

「やりたいこと、行きたいところに自由に好き勝手にできないなんて考えられない」
というのがそれまでの私でした。今思えば、傲慢だったなと思います。

仕事一筋バリバリナースがママになった

私が妊娠に気が付いてからママの意識が芽生えたかというと、そうでもなかったように思います。もちろんとても嬉しい気持ちはありましたし、看護師の仕事の仕方も自分と子供の負担にならないように気を使っていました。ただ、この私が母親か・・・なんだか恥ずかしいような変な気がするなという感じでした。

なので、仕事中は同僚に「身重なんだから力使うことはやめて！」などと注意を受けることで、あ、そうだ。私妊娠してたんだったというような感じでした。仕事中も、小走りしてしまうこともあり医師からお叱りを受けたりしました。でも、健康体で過ごせていました。

実は、出産が近づいている時でも、「本当に出産するのかなあ。誰がするんだろう。私かあ・・・私がやるしかないのか。」という感じで、かなり呑気に構えていました。これを助産師さんに聞かれていたら、しっかりしなさい！と、ご指導があったかもしれないなと思います(笑)

ママになってから変わったことは、外見もそうですが(笑)考え方や見方です。独身の頃は、「こどもの具合が悪くなるなんて、どんな管理しているんだろう」とか、声には出しませんでしたが内心そう思っていました。しかも、休みと休みの間の日勤の日に子の看護休暇を取っていたりするママさんナースに対してもいい思いはしていなかったのが本心です。

子どもを授かり、育児休暇を明けて復帰するということを考えると、子どものことも気にかけながら仕事に行き、仕事を上がってからは家庭の事もこなすということを、私には要領よくできる気がしません。仕事に支障が出てしまうくらい疲れたり、迷惑にならないだろうかと心配です。ある時、ママさんナースが周りの微妙な反応におびえる中、看護師の欠員のフォローは他のスタッフでもできるけれど、母親の代わりは出来ないからね、と声をかけていた看護師長さんの言葉を思い出し、このような考えを持っている方が看護師長で良かったと安心した記憶があります。

私はこの育児休暇中に、子どもの具合が悪くなることは親のせいとは限らないことを体験しました。また、実際復帰するのはこれからなので、まだ子供の病気で休みを頂くということには遭遇していませんが、子の看護休暇については申し訳ない気持ちで申請するであろう気持ちも何となく分かってきました。

仕事に行かなきゃ、休みたくはない。けど、子供を置いていけない。こういった葛藤をこれから経験していくのかもしれません。

健康は食事から

この意識もママ（プレママ）になってから大きく変わりました。独身時代、夫婦だけの時はちょっと手抜きとか、混ぜるだけのおかずに頼りっぱなしでしたが、妊娠してからは気を使うようになりました。食べたものの栄養分がそのまま直接わが子に行くと思うと、カップラーメンを食べようとは思わなくなりました。

旦那さんにも健康でいてほしいので、手を付けたことのないレシピに挑戦したり、食品の裏の表示を気にしてみるようになったり、かなり改善したのは良いことだと思っています。

ママになると、自分の都合だけでは事が運べないですし、無理強いすると体調に影響したりします。子供のことも考えてあげないといけないと身に染みて思います。

でも、ちょっと待って？パパは何してるの？ママだけ仕事のスタイル変えるとか、保育施設の面談や手続きに行くとか、夜はどんなに眠くてもなかなか寝ない子供の相手をするとかやっぱり不公平に感じてしまう。なのに、できてしまうんですね。ママになって、一層強くなった気がしています。

最後までお付き合いいただきありがとうございます☆Ｍａｋｉｍａｋｉ☆