訪問看護をはじめたい人必見！！♪訪問看護は土日祝日休み♪

訪問看護歴13年のhimaです。

私が訪問看護の世界に飛び込んでから今まで得てきた知識を訪問看護をはじめたい人必見！！シリーズで少しずつご紹介していき、訪問看護をやってみようかな？と思っているナースさんのお役にたてればと思います!(^^)!

今回は訪問看護の休日について解説したいと思います！

土日祝日休みが、売りの訪問看護ステーション事業。
子育て世代のママ看護師さん達が、この条件に惹かれて面接にいっぱいきますよ。

『本当に毎週土日休みもらえますか？』『毎週休んでも大丈夫ですか？』と、質問されます。

実は、訪問看護事業の仕組みにそのからくりがあります。
ちゃんと土日祝日休みです。心配しないでくださいね。
（携帯当番があるステーションがあるのでそこをきちんとチエックすることをお忘れなく！これは次回お話しますね！）

訪問看護ステーション看護師も、病院と同じように、担当医の指示のもとに看護を提供しなくてはなりません。
訪問看護指示書という規定の書類に担当医は指示を記入し、訪問看護師はその指示書をもとに看護を展開していくのです。

担当医と看護師は同じ建物にもいないし、おなじ病院のスタッフでもないけども、同じ患者を一緒に観ていくことになるのです。

なので、書類だけでは図りしれない内容や、対応が発生した場合は、直接担当医に連絡をとり、やりとりをおこなうのが訪問看護師の仕事でもあります。

会ったこともない医師と連絡取り合うの？ってちょっと、はじめは引きますよね・・・。
でもこれ、慣れちゃいます。

少し話がそれましたね・・・。もどしましょう。
えっと、実は、この先生との絡みが発生するのを想定したうえでの休日設定になっているんですよ。
ステーションの営業日はなるべく先生と連絡がとりやすい平日に営業日を設定し、緊急時に備えています。
訪問看護師が訪問中に担当医と連携がとれず、他の病院に搬送なんて事態は担当医も担当看護師もさけたいのです。

一番そんなことされて困るのは患者さんですもんね。
そんなことが起きないように、リスクに備えて、事業所立ち上げの時に、このような休日設定にしています。

ですから先生がお休みのときに、私たち訪問看護師もお休みとなるわけです。
その結果、土日祝日休み固定という素敵な環境になっているのですね。

ゴールデンウイーク、大型連休、うれしいじゃないですか！家族で旅行に行けるし、海外も行けるしね。
でも・・・実は大変なのです。
現場はうれしさ半分大変さ半分って雰囲気です。なぜ？ってきになりますね。

振り替え訪問が大量発生するからなのです！

訪問のスケジュールって、ほぼ固定なんです。
患者さんの訪問曜日、時間は毎週何曜日の何時から何時と決まっているので、その日に休日が重なると、ただ休みにするのではなく、振り替えを基本的におこないます。

もちろん、患者さんのご希望に沿います。
しかし一番は病態的に１週間以上医療者の手や観察が入らないことが大丈夫かいなかが大切です。
看護師と患者さんで相談し、別の営業日のどの時間なら訪問して大丈夫か双方のスケジュールを確認しなくてはなりません。

連休が多い程、振り替えする患者さんの数は増えます。
営業日の通常訪問件数以外に振り替え希望を当て込んでいくので・・・おのずといつもより多い訪問をこなす作業が発生するわけです。

スケジュール調整がまず大変です。
移動距離をとらないように近所同士をくっつけつつ、ご希望を入れこんで・・・この時点でパズルをやっている状況に陥ります。

また、ルーティン訪問ではなくなるので、振り替えした患者さん担当のケアマネに全部連絡をいれます。

この作業に大型連休前は追われます。
ステーションはワサワサ、ガヤガヤしています。
訪問件数も増えるので、残業も発生します。
しかしこれさえクリアすれば、ゆっくりと連休を楽しむことができますので、皆がんばっていますね。

年末年始も同じ状況になります。

訪問看護の募集内容を見ると、たいていのステーションは土日祝日休みです。
ゴールデンウィークも、年末年始も、休めます。夏季休みも交代制であるところも多くなりました。

でも実際働いてみないと見えてことない裏事情などがありました。

休みは多いけど、多い分振り替え作業が発生する。

連休はうれしいが、大型連休になればなるほど、調整と訪問が大変になる。

土曜日開業する先生方が増えてくると、土曜日営業をするステーションも増えるかもしれませんね。