検証してみた☆看護師は本当に9Kなのか？！パート2

こんにちは、しまりんごです。

前回のパート1では、看護師の「9K」の中の「きつい」「危険」「汚い」が本当に当てはまるかと検証しました。

今回も同じように残りの「K」を検証してみようと思います。

みなさんも自分の仕事に当てはまるか考えながらお楽しみください。

過酷

過酷：ひどすぎること。きびしすぎること。また，そのさま。

・・・だそうです。辞書によりますと。うーん、「きつい」の時も思いましたが、曖昧な表現ですよね。比較対象もないし、すべては自分の感じ方・・みたいなね。

個人的には、「きつい」とは思いますが「過酷」とは思いません。だって世の中には看護師よりずっときつそうな仕事いっぱいありますからね。

例えば警察官。友人の旦那様が警察官（刑事さん）なのですが、ほとんど帰ってこなくて、帰ってきたかと思ったらシャワーだけ浴びてすぐまた仕事に行くらしいですし。

医師だって、結構重労働ですよね。看護師は代わりがきく仕事なんですよ、なんと言っても。残業はOLさんなんかよりも多いかもしれないけれど、シフトで動ける仕事ですから。医師は代わりがきかないし、長時間のOPEだろうが、夜中に鳴る病院からの電話だろうが、自分以外に対応できる人がいないわけです。それに、医師の判断ってものすごく重要なわけで、誤った判断を絶対にできないプレッシャーとかもきっとあるはずです。重要な判断は医師に委ねれば良い看護師とは違います。プライド高くて本当に嫌になるときもあるけど、医師という仕事自体は過酷だと思います。

なんだかんだ言いながら、プライベートな時間は結構保証されていますし、過酷とまではいえないんじゃないでしょうか。みなさん、どう思いますか？

給料安い

これはね、もう間違いなく働く場所によりますよ。出せるところは出すし、出せないところは出せない。ただそれだけのことだと私は思います。

一応資格持って働いているわけですから、社会全体で見たら、まあ普通程度にはもらっているはずです。ただ、仕事量やきつさを考慮した時に、それに釣り合う給料をもらっているかで考えたら・・・たぶん安いと思います。

私は一度転職を経験しましたが、前職と現職では手取り7万円ほどの差がありました。転職したのにマイナス。仕事量も、きつさも増したのにマイナス。がっかりです。前職は精神科領域でしたので手当てが結構もらえていたのです。だから減るのは仕方ありません。

求人見ていると、ものすごく高待遇なものもたまにありますけれど、ちょっと裏があるように思えてなりません。ものすごくきつい職場で、離職者が多くて・・、とか。経営母体が潤ってるって場合も本当にあるだろうけど、お金を吊り上げないと集まらない場合も多々あるようですし。

仕事に釣り合うお金をもらうことはなかなか難しいかもしれませんが、働き方を変えて給料を上げることは可能ですよね。例えば、夜勤専従になるとか、遅番などで手当てをちょこちょこ稼ぐとか。私の職場では、日曜や祝日は手当てが付きますので、そういう日に勤務したいと希望を出すとか。平日9時5時のOLさんとは違う稼ぎ方もありますから頭使えばちょっとだけでもUPねらえます。

世間ではお金持ってるっていうイメージがなぜかつきやすい職業なのに、9Kでは給料が安いが入っているっていうのは・・「意外に」もらってないっていうニュアンスですね。だったら、その通り。意外にもらってません。残念ながら。

休暇がとれない

これはどういう意味でしょう。規定されているお休みが少ないという意味なのか、希望の休暇がとれないという意味なのか、有休が消化できないという意味なのか。

規定されている休みは確かにOLさんに比べれば少ないかな。職場により年間休がかなり違うので、なんともいえませんが。

職場にもよりますが、病棟勤務なら正月もGWも盆も関係なく稼働しているわけですので、世間が休んでいるときに休むのは難しかったりしますね。

そして有休。これも職場によってとりやすかったりとりにくかったり。経営者や上司の姿勢もあるからなんともいえません。私が知っている中でこれはひどいなと思ったのは、有休が半休でしかとれないケース。1日休めないんだそうです。中途半端でしょ。午前出勤して午後休むつもりでも結局時間ピッタリになんて帰れないから有意義に使えないんですって。

休暇の問題については、本当に職場によります。納得できる職場を選べば良いのです。

いかがでしたか？パート3では、残りの3つの「K」を検証していきます☆