ナース、妻になる。file.3

このシリーズを書くのはお久しぶりです。file.2を書いたのが今から約２ヶ月前になりますが･･･。

その際には夫婦の金銭感覚の差異、妊娠に対しての意識の違いなど執筆していきました。※今回初めて開いてくださった方はぜひ、前回の記事も読んでください。

今回はなんと！？～旦那さんの転職編～になります。私の旦那さんが所謂、“転勤族”なのですが･･･。今回は長距離転勤ということで、私のドタバタ劇を紹介していきます。

もともと旦那さんは、関東内を2年単位くらいで異動する職業でした。大体の転勤では｢どうせまた、すぐ異動するから･･･。｣といったことで、あまり引越しをせずに通勤をがんばってもらっていました。

しかし、今回は600km以上の大移動となるのでさすがに引越しをしないと厳しくなったわけです。

｢ごめん。年度が変わるタイミングで異動することになった。｣

そう告げられたのは転勤から約半年前。半年前っていうのが割と新設。理由は新店舗解説に伴う人手不足とのことで、抜擢されて嬉しいやら重たいやら何だか微妙な心境。

半年あるということなので私は自身の職場に伝え、｢半年後に退職します。｣と伝えました。

半年前に伝えることが出来たので、特にトラブルなく済みましたが･･･。やはり退職を伝えるのはなんだか申し訳ない気持ちになります。

そして、半年あるから～と余裕で構えていたら荷造りは終わりません！(これ本当に！)その日から、もう使わないであろう夏服やサンダルなんかを詰め始めました。

渡航費が出るといえども、やはり転勤＆引越しとなると実費でもだいぶお金を使います。

私の場合｢これを機に新しい布団カバー買おう。｣｢これを機に掃除機を買い換えよう。｣なんてしていたのは事実ですが･･･。

なので、引越ししたらすぐにでも働きたい気持ちがありました。でも次に就職したいのは600km離れた町です。

｢転職活動どうしよう！！！｣

となったわけです。ここで、やはり自力で転職活動するのは難しく･･･やはり転職サイトを利用するわけです。

大手の会社になると、関東、関西、北海道、九州、中四国などブロックごとに支社がありそこに問い合わせするとその土地の求人を紹介してくれます。

遠く離れた場所で就活をするには二つの方法があります

• かなり激戦して、転居前に数箇所面接に行く
• 即日から入職できる職場に、転居後に面接に行く

個人的には、前者をお勧めします。後者の方法で勧めてしまうと“失敗が許されない”状況に追い込まれてしまうからです。

もちろんわたしは前者の方法で面接を受け、１日半の間に４社の面接を受けることになりました。(かなりハードです･･･。)

転職が少し手間にはなりますが、やはり看護師資格を持っていて良かった･･･どの土地に行っても求人に困ることはありませんでした。

都内で看護師の仕事を活かそうとすると、とてもたくさんの求人が出てきます。

企業、治験、保育園、大学、ツアーナース、地域包括支援センター、乳児院、クリニック、病棟･･･。

しかし、地方に移ることで病棟以外の求人が極端に減っていました。

その分人口も少なくなるのである程度は仕方が無いのでしょうが。(私は別にどうしたもやりたい職種があったわけではないので大丈夫でした。)

私が悩まされたのは方言です。(正直何言ってるかわからないことも･･･。)

また、医療用語の略し方も地方によって結構違うもので、なかなか伝えることができませんでした。

ドタバタした時期は終わり、なんだかんだうまくやっていけていますが引越しはもうしばらくしたくないです。

でも、“転勤族”の夫について行くのであれば数年単位でまた引越しがあるのでしょう･･･。

今回の反省を活かしてがんばっていきます！