結婚式!どこまで呼ぶ⁉︎師長に係長、先輩から後輩まで〜
3月も半ばに入り、いよいよ春がやってきましたね。家の近くの桜の蕾が少しずつ開いてきています。3月は新年度に向けて区切りの月でもあります。移動を機に結婚、なんて方々も多いのではないでしょうか?
今回はそんな結婚式、誰を呼べばいいの⁉︎誰は呼ばなくても大丈夫⁉︎という問題について私の勝手な見解を述べてみようと思います。
看護師長
師長と言えば、自分が最も身近に接する直属の上司だと思います。はい、呼びましょう。例え師長があまり得意でない…つまり嫌いであっても呼んだ方が良いでしょう。そして、新婦側の上司挨拶は師長に頼むのが良いのではないでしょうか。私の場合も病棟師長に挨拶をして頂きました。そして、半ばうさんくさいぐらいの過大評価を述べて頂きました。特に師長が嫌いなわけでは無かったですが、その結婚式の挨拶を聞いて、「この師長さんで有難い」と切実に思ったわけです。
結婚式という場ですから新郎新婦を持ち上げるのは当たり前。ですが、聞いて嬉しい気分になるのは間違いないと思います。
では、病棟移動して数ヶ月。まだ新しい病棟師長より前の師長の方が関わりが深い。そんな時はどうするか。新しい師長はこれからお世話になる方なので呼んだ方が良いと思います。そして、前の師長はどれだけ自分と親しかったか、お世話になったか、呼びたいかという基準で決めたら良いのではないでしょうか。
呼ぶのならば、挨拶はどちらに行ってもらうか。まず、新しい病棟の師長さんにお願いし、「私は苦手なの」とか「前の師長さんの方があなたをよく知っている」などの言葉が出てきたら前の師長に依頼するのがベターかなと思います。両者が出席する事で睨み合いは起こらないはずですし、お互いを尊重しつつ依頼出来る部分をお願いしてみてはどうでしょうか。
係長など
役職は病院によって違うと思います。係長あるいは副看護師長または主任という呼び方をする病院もあるかと思います。要は看護師長の次の重役です。病棟の中で2番目に偉い人とも言えます。はい、呼びましょう。例えチームが違いあまり関わることが無かったとしても呼ぶ事が大前提かと思います。
師長は挨拶を頼むとして、ではどこまで上の上司を呼ぶべきか。先輩ではなく上司と認識している人は呼んだ方が良いのではないでしょうか。つまり役職がついている方々。今はあまり関わる事が無かったとしても、今後チーム移動やその他係の仕事もろもろでお世話になる事があると思います。
では、先ほどと同じく部署移動したら前の重役達は呼ぶべきか。これも親しくしていたかによると思います。特段是非来てもらいたい!挨拶を頼みたい!と思う方がいれば招待したら良いのでは。師長と違って、新病棟と前の病棟とを比べながら気を遣う必要性は低くなると思います。
先輩
自分が部署内でどの立ち位置にいるかで先輩の数は変わってきますね。もし自分が新人なら、同期以外は皆んな上司もしくは先輩です。はたまた経験年数豊富なベテランであれば、上司を除く先輩は数少ない人に限られるでしょう。ベテランまでいけば、あれこれ悩む必要もないのかもしれませんが、逆に一番頭を抱えるのは中堅どころかと思います。私も7年目で結婚したので、いわば中堅。どの先輩を招待し、どの先輩には報告だけにとどめるか悩みました。
私の経験をお伝えすると、その時同じチームだった先輩、係の仕事でお世話になっている先輩、個人的に仲良くさせてもらっている先輩を招待しました。例えば同じスタンスでいくと先輩の数が多くて他に招待したい友人が減ってしまう!となれば、仲良しの先輩に限っても良いのではないでしょうか。
自分の結婚式です。師長や係長はともかく、さほど親しくない先輩を多く招待していたら、そうでなくても気が張っている結婚式、一息つく間もありません。そして、役職の方々は式に出席するとなると、結婚式当日の勤務はどうなるでしょう。新人さんから2〜3年目さんで出勤が固められてしまうと、誰がリーダーをするのか、急変が起きた場合に指揮をとれる人がいるのかという問題も出てきます。なので、それを理由にそんなに親しく無い先輩は、病棟を守って頂きましょう。
そんな事で、
後輩
後輩においては、そんなに気を遣う事は無いと思います。要は仲良しな後輩、自分が結婚式に来てもらいたいと思う人だけ呼べばいいのですから。
いかがでしょう。おそらく一生に一度の結婚式。彼と二人で海外挙式、親族だけで、あるいは親しい友人だけでお洒落なカフェで!なんてのもありますね。ウェディングプランナーな訳では無いのでただの私の見解ですが、もし職場の人達も招待するなったときの招待客リストのヒントに少しでもなったら幸いです。
この記事を書いた人
- 看護師9年目。血液内科病棟で勤務し、小児から成人・老年期の看護に携わる。結婚半年後に夫の転勤に伴い退職。現在は一児の母で子育て奮闘中。
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