転職ブルーなあなたへ☆同期会のススメ パート1

こんにちは、しまりんごです。
転職して2か月ちょっと経ちました。怒涛の2か月。
慣れない環境に慣れない人間関係、慣れない仕事内容に疲れ果て帰宅する日々。
転職活動も大変だったけれど、本当は転職してからのがずっと大変なんですよね。
きっと私だけではないはず。そこで私が提案したいのは・・・同期会です☆
そもそも転職後のナースにとって同期とはどういう存在なのでしょうか。
パート1では同期と積極的に関わることについてのメリットをお伝えしようと思います。
自分と近い時期の転職者は良き理解者
私が今働いている職場は、ちょうど事業拡大(病院に併設の老健などを増設予定)で看護師の需要が高まっており、大規模な看護師の募集を行っているところで、私が転職した日の前後1か月以内の同時期に転職してきた人が5人います。
歳が近い人、少し母親に近い世代の人、結婚するために遠くからこの土地にやってきた人など境遇や転職理由は様々。経歴もまたそれぞれで全く違う環境で働いてきた人たちです。
でも、転職した時の不安な気持ちがリアルタイムで理解しあえるし、仕事するうえで大変だなーと思うポイントも分かり合えたりします。
情報共有がとっても大切
「あの主任は癖が強いから気を付けて」「この病院は他の病院と〇〇のやり方が違うんだよ」などの情報の共有。それが転職先でうまくやっていくための大切なヒントになります。
自分のした失敗の共有が他の同期の役に立ったり、同期からの情報がミスの回避につながったり、人間関係を円滑にしていくための対策につながったり。
スタートラインが近いからこそ、支えあい、助け合ってみんなで乗り越えようとする結束力が生まれるのです。
マイナスな感情の表出ができる
病院に対する不満、不安、疑問、失望、後悔などなど。マイナスな感情ですね。できればそんな感情持たない方が幸せです。
けれどどんな環境で働くとしてもなんの不満も疑問も持たずに働くことはできないのが人間というもの。
マイナスな感情が自分の中で大きくなっているのを感じるのにそれを一切表に出さなかったら、パンクしてしまいます。
長く同じ職場に勤めている人はその職場のやり方に慣れていて、日々の仕事に何の疑問も感じていないことが多いですが、少し前まで他の職場にいた転職者から見たら「信じられない」「ありえない」と憤ることって結構あります。
それを、もともとその病院にいた人に話すわけにもいかず、家族に打ち明けるわけにもいかず、唯一本音で話せるのは同期だけ。
「そうそう!私もそう思ってたの!」とたくさんのもやもやが、実はみんな感じているものだと知った時、孤独感がぐっと少なくなります。
一時の大きな感情による退職を防ぐ
すごく腹が立つことがあった、悲しいことがあった、嫌なことがあった。そんな大きな感情が生まれたときには、その勢いで退職を考えがちです。なぜなら、一度でも転職経験のある人は、退職や転職のハードルが下がっているから。一度でもやり遂げた経験のあることって、一度もやったことないことより簡単にできてしまうものです。
「もういやだ。また転職すればいいんだ」そう思ってしまいがちですが、忘れてはいけないこと。それは、どんな職場に転職してもそう大差なく、不満はつきものということです。
ましてや新しい環境が自分の『居場所』になるまで、少なくとも6か月くらいはかかるものです。そこまで待てずに転職してしまっては、また同じことの繰り返しになる可能性が高いです。
同期と語り合うことで、孤独感は和らぎ、職場にとどまるためのヒントが得られることもあります。「もうちょっとだけ頑張ってみようかな」と思うことで、勢いで退職してしまうという事態をさけることができるかもしれません。
良きライバルでもある
お互いを高めあえる。それが同期の良いところ。これまでの経歴はそれぞれでも、新しい職場でのスタートラインが近いため、良い刺激を与え合うことができます。
また、お互いの経歴からアドバイスをしたり、してもらったり、今まで自分にはなかった視点が得られたりします。
いかがでしたか?私の場合、同じ時期転職の同期が多かったですが、うちはそんなにいないわという方も多いと思います。その場合、自分の転職した前後6ヶ月という風に少し時期を広くとってみたり、同じ職場の違う職種も含めた同期としてみるのもおすすめです。
パート2では、具体的に同期会をする上でのポイントをお伝えしたいと思います。
この記事を書いた人
- 育児花丸旦那さんと4歳の息子との3人暮らし☆専業主婦に対する憧れも密かに抱きつつ、常勤で走り続けるワーキングマザーです。趣味は楽器演奏と、映画鑑賞。最近は手芸店巡りが大好き。目指すは、なんでも挑戦する30代♪
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