初めての転職を有利に進める技
どうもこんにちは、☆Makimaki☆です。
みなさま、5月病なるものにはかかっていませんでしょうか?私は、毎年新年度が始まりちょうどこの時期4月の疲れが出現してくるものでした。
特に初めての転職をしたときは、引き締めていた気が、少し慣れてきたところで緩みはじめた5月。インシデントをやらかしたり、体調を崩したりと散々でした。
そんな私が初めて転職をしたのは看護師5年目となる時でした。老年期看護に興味の強かった私は、1,000近い病床を抱えた病院を後にして、100に満たないものの地域医療に力を入れ、老人保健施設を併設している病院へ転職を決めました。
転職に至るまでのエピソードから、転職を有利に進める技をお話ししたいと思います(^^)
転職を決める前の関門突破の技
- 退職を希望している旨を早めに匂わせておく
- トラブルのない退職願
- 退職することを自ら公にしない
職場ごとの規定もあるとは思いますが、退職を考えていることを半年前位から上司に伝えておくと、心構えができるので、本当に退職するときに話しをしやすくなると思います。
ちなみに私が初めて退職するときは半年以上前から看護師長にそれとなく「今年度までで・・・」とお伝えしていました。
何といっても、転職するからには必ず行うことは「退職願」です。病院によっては退職伺いとか退職届と呼ぶようです。ポイントは、上司がとどめることが難しいと思える退職理由が記載されている内容かどうかです。
例えば、「仕事に疲れてしまったので一度退職して今後のことを考えたい」等だと、「少し休職期間を持ってから復帰する道もある。」とか、「勤務形態を短時間に変更するなどで勤務の継続ができないか?」ということで引き留めに合ってしまうことがありますし、何らかのきっかけでばれたときに信用問題に関わってしまうと聞いたことがあります。
私の場合は「結婚のため」これだけでした。と言っても、当時おつきあいしていた人と今の旦那様は違いますが・・・(^^;)
他には、「その病院には存在していない科に興味がある」、「帰郷する」、「親の介護」等だと納得されやすいようでした。
やはり発表は上司からです。早い時期から退職することが話題になってしまうと、今後どうするのかなど聞かれたくない質問責めに合います。正式な公表なしにして知れ渡ることを好まない上司もいますので、円満のためにも注意するべき技です。
もちろん、患者さんにも「実は私辞めるんです」などと言ってはいけないです。患者さんの口から他の看護師に情報が筒抜けてしまいますからね。
転職活動でお勧めしたい技
- 初めての転職サイトの利用登録は、しても2つまで
- 気になる病院に患者を装って下見に行く
- 本命の転職先の見学はできれば自分で問い合わせをしてから行く
- 転居を伴う時は、できれば2カ月前までに雇用契約をする
今や看護師の転職サイトはたくさんあります。大体の流れは、登録するとその日のうちに電話がかかってきます。どういうところへの転職を考えているか、勤務エリア、給与の希望、いつごろの転職を考えているのかなどなど細かい聴取の電話です。なので何件も登録してしまうと、電話は鳴りっぱなしですし、同じことを何度も答える羽目になります。また、どこの会社にどう対応したのかわからなくなってしまい、かえって疲れてしまうので、2つくらいにとどめた方が良いと思います。情報量はどのサイトでもほぼ同じくらいです。
ちょっと勇気がいりますが、実際見にいってみると伝わってくる雰囲気というものがあるはずです。これは外来だけのクリニックや産院などでは実行が難しい技なので、あくまでも外来・入院を取り扱う病院に限ります。
転職サイトのスタッフさんと見学に行くというスタイルを取っているところもありますが、私のお勧めは転職サイトの経由をしないで自分で問い合わせをして見学に行くことです。転職本気度が伝わるので、じっくり細かに説明してもらった感じがあります。(転職先の施設によると思いますが)
住居が変わらない時は良いのですが、転居が必要な時は、引越しの準備や転居後のいろいろな手続きなどもあって忙しくなりますので、転職先との契約は遅くても2カ月前にはしておいた方が安心です。
初めての転職は、わくわくとどきどきの半々だと思います。
今、または近々初の転職を考えている方、初ではなくても転職を検討している方に読んでいただき参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました☆Makimaki☆
この記事を書いた人
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外科系病棟での経験が豊富です。短期間ですが管理職を勤めたことがあります。結婚を機にワークライフバランスに取り組んでいる病院へ転職。
第一子の育児休暇を経て、昨年復帰。本当は慌ただしいバタバタ感が好きなのですが、今はママであることを優先してゆる~くふわ~っとナースをしています。
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外科系病棟での経験が豊富です。短期間ですが管理職を勤めたことがあります。結婚を機にワークライフバランスに取り組んでいる病院へ転職。 第一子の育児休暇を経て、昨年復帰。本当は慌ただしいバタバタ感が好きなのですが、今はママであることを優先してゆる~くふわ~っとナースをしています。
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