シャワーを変えただけで肌が蘇る
私は、子供のころから乾燥肌に悩まされていました。
湿気の多い雪国育ちの私は、乾燥の強い東京に上京してからさらに乾燥肌が悪化し、アトピー性皮膚炎も患っていたので、本当に苦しみました。
そんなときに、友人にあるシャワーを教えてもらい変えてみると荒れた肌が蘇ってきたのです。
水道水の塩素の影響
お風呂に入ると気持ちいいのですが、地方に住んでいた時と違いお湯が皮膚を刺してくるような刺激がありました。
しかもお風呂から上がると皮膚の乾燥が目立ちました。以前と同様そんなに熱いお湯に長く浸かっているわけでもありません。
そんな悩みを友人に話すと除塩素シャワーを教えてくれました。
早速使ってみると、なんだかいつもと水の匂いが違うことに気づき、皮膚がつぱっらず髪もきしまないのです。
お風呂も除塩素シャワーで溜めて入ると疲れがよくとれます。
今まで水の塩素の害を受けていたことに気づきました。
また、皮膚だけが塩素の影響を受けているわけではありません。
塩素は口だけでなく皮膚からも吸収されます。
水道水で飲むよりもお風呂の方が多くの塩素を体に吸収しているそうです。
塩素とは
プールに入った後にお肌がカサカサになったり髪の毛がパサパサになった経験はありませんか?
これは塩素の影響です。
塩素による影響についてもう少し詳しく説明します。
●発がん物質の産生
浄水場で投入される塩素が水中の有機物と化合してトリハロメタンと呼ばれる数種類の発がん物質を作りだします。
●ビタミンを破壊する
20年ほど前の京都大学の糸川教授の行った水道水と塩素とビタミンの影響を調べた研究があります。水道水でお米を炊いた研究で、「水洗いの段階で破壊されるビタミンB1が40%近くにのぼり、炊飯で熱を加えることでさらに30%近くが分解されたが、塩素のない水ではビタミンがほとんど失われなかった」と報告されています。
●心臓病の悪化
米国では、1912年ニューヨーク州ナイアガラ滝の塩素による市営水道水の殺菌を行ったのが最初だそうです。
1920年に入ってから広く使われるようになりました。
その結果、その頃からそれ以前に死に至るほどの心臓病が存在しなかった地域に、心臓病による死者が出始めたのです。
浄水場からの距離と塩素量
浄水場から各家庭に届くまで、水は微生物やウイルスを含み増えます。
しかし、塩素があればウイルスの発生を防ぐことができるのです。しかも大量の水を容易に消毒できる薬剤です。
残留塩素は時間とともに減っていくので浄水場から離れたところにある家庭に衛生的な水を届けるためには、塩素の量を浄水場から遠い家庭で測定し基準としています。
そのため浄水場から近い家庭の水は残留塩素が多く含まれていますので注意が必要です。
シャワーの仕方も原因
シャワーの仕方にも原因がありました。
乾燥した皮膚が痒い時は、手で掻くのを我慢して、水圧を強してあてると痒みが和らぐのでいつも水圧の強いシャワーのお湯をあてていました。
しかし、皮膚科医の指摘によりそれが余計に皮膚にダメージを与えていえうことに気づきました。
水を含んで柔らかくなった肌は傷みやすく、新しく蘇生してきている皮膚はまだ弱いので強い水圧で肌にダメージを与えていたのです。
そのうえ必要以上に皮脂を流していることにもなります。
また、強い圧のシャワーをあてると血行も良くなり、シャワーしている時は良いのですがその後痒みが増すのです。
今は、程よい水流にして優しく洗い流しています。
シャワーの圧は、優しく洗い残しをしないように心がけながら、少し時間をかけて念入りに洗うのがお勧めです。
必要以上に皮脂を溶かして流さないようにお湯の温度はぬるめに40度以下にすることも大切です。
いきなり身体にボディソープをのせるのはやめましょう。身体を洗う前には必ず、かけ湯やシャワーで身体を洗い流すことをおすすめします。
あらかじめ身体にお湯をかけてあげることで、身体の表面についている汚れや皮脂が浮き、汚れをしっかりと落としやすくなります。
また、少量のボディソープの泡だちがよくなるといううれしいメリットもあります。
私のおすすめ除塩素シャワー
除塩素シャワーは、現在、多くのメーカーから発売されています。
その中でも私は、オーサワジャパンから発売されているJOWERがお気に入りで何年も使っています。
原水と除塩素機能の切り替えがあり、シャワーのヘッドで流水の一時ストップ機能がついて、節水にもなります。
本体価格1,0800円 カートリッジは3,034円とランニングコストもお手頃です。
ぜひ除塩素シャワーを使って自分とご家族の健康と美容に役立てて下さいね。
この記事を書いた人
- 十数年、一般病院で勤務。その後、老年看護、認知症看護、ターミナルケアに興味があり老人施設に就職しました。現在、認知症ケアに特化し、看取りを積極的に行っている老人施設で働いています。
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十数年、一般病院で勤務。その後、老年看護、認知症看護、ターミナルケアに興味があり老人施設に就職しました。現在、認知症ケアに特化し、看取りを積極的に行っている老人施設で働いています。
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