ナースのためのメンタルヘルス

こんにちは、しまりんごです。

ナースといえば、ハードワーク。頭を使い、身体を使い、そして心もすり減らす、ハッキリ言って甘くない。本当に皆様、お疲れ様です。

看護師の仕事内容は幅広く、人と関わることも多いので、ストレスもたまりやすいですよね。

気が付いた時にはプチうつ状態・・・なんてことは少なくないかもしれません。プチうつ状態になった後ではなかなか回復せず、最終的に職場を去ることになるナースも少なくありません。

だからこそ！心の不調には早く気づくことが大切。今回は心が疲れたり弱くなってしまっているときのサインをお伝えしたいと思います。

仕事に行くまでが憂鬱

朝起きてから出勤の支度をして、職場に到着するまでの腰が重いなんてことはありませんか？心と体はつながっています。身体は正直。心にプチうつの危険信号が出てくると、まずは朝の気分が落ち込むようになります。

職場に行ってしまえば案外平気で普通に仕事ができる。そんなうちはまだ大丈夫。けれど、この状態を放置すると、職場にたどり着くことができなくなる可能性があります。

身体の疲れと心の疲れ、両方を放置せず、早めに連休をとるなどして休むことをおすすめします。

夜眠れない

ものすごく疲れていて、眠たいのにもかかわらず、考え事をしてしまいなかなか寝付けない。そんなことがあったら要注意。

たまに、すごく楽しい時間を過ごした後に興奮状態で寝付けない・・・というのとはまた別です。

ただ、こういうケースでは、ストレスとなっている要因が明らかであることが多いので、解決する方法を考えることができやすいという点はあります。

こういう状態が長く続くと、本格的なうつに発展していきかねないですし、仕事も効率が悪くなり、身体も休まらず体調を崩したりすることもあります。

ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、寝る前にストレッチしたり、風呂上りにハーブティーを飲んだり、アロマを試してみたり、いろんなことをやってみても改善が見られないなら、軽めの精神安定剤を飲んでみるという選択もありです。むしろ、放っておくと軽めの薬では効かなくなり、長期の休養が必要になったりしますので、お守り代わりに頓服の薬を用意しておくのがおすすめです。

ご飯がおいしくない

ご飯が入らなくなってきた、なんとなく美味しく感じなくなってきた、食欲がなくなった。そんなことがあったら、あなたの心に余裕がなくなってきた合図かもしれません。

食欲は健康のバロメータ。「今日は何食べようかなー」「あれ、美味しそう、食べてみたい」そんな人は心が元気な証拠。

そもそも食欲は本能。食べなければ生きていけないのですから、生存するための最重要事項。そこが弱っていくのは、生命力が弱っていくこととイコールです。

胃の調子が悪いとか身体的な要因から食欲がなくなるケースもありますが、心の調子を崩すと胃腸の調子が崩れることはよくあります。

そんなときには、気心が知れた人と一緒にご飯を食べてみることをおすすめします。いつもとは違う相手、いつもとは違う場所で食事してみると、なんだかご飯がおいしく感じたり、気持ちがほぐれるきっかけになったするかもしれません。

ため息が増える

気が付いたらまたため息ついてた。そんな自分に気づいたとき。そんな時はかなりお疲れモードですよね。

ため息って、無意識にするものです。無意識に体が出すSOS。「ちょっと休もうよ」と体が言っているのです。

そんなときはちょっと休んでみましょう。あ、ため息出たなって思ったら、ちょっと休憩。なかなか休憩がとれない職場でも、一口サイズのチョコレートや飴などちょっとしたものを口にしてみて、ほんの2、3分でも休んでみましょう。

ため息が出やすい時って、他人に対しても寛容でいられなくなったりしているタイミングでもありますし、ため息ついている人のそばに好んで行きたい人はいません。「ため息つくと幸せ逃げるよ」というのはあながちウソではないかも。

ため息ついた→私疲れてる→私すごく頑張ってる→ご褒美あげなくちゃ！と考えて、旅行に行くのも良し、美味しいもの食べるのも良し。心の栄養補給をしてあげましょう☆

まとめ

ストレスフルな社会に、ストレスのかかりやすい仕事。ナースってじつはメンタルな疾患になりやすかったりします。

あ、疲れてるなー。そんなサインをちゃんと自分自身でキャッチできること。それはかなり大切なことです。

自分の心の声をしっかり聴けるナースは、きっと患者さんの心の声もしっかり聴ける人。

毎日自分を振り返って自分メンテナンスをしていきましょう☆