大切な存在～看護学生時代の友人～

こんにちは、保健師のアオです。

１週間の仕事を終えて、今日は土曜日！待ちに待った週末です。久しぶりに看護学生時代の友人と会ってきました。一緒に看護師・保健師になるための勉強や実習を乗り越えてきた大切な仲間。たくさんパワーをもらってきました！

小学校からの友人、社会人になってからの友人、出産後からの友人（ママ友）と、たくさんいる友人の中でも、看護学生時代の友人って特別のような気がします。

同じ夢に向かって頑張った仲間

「看護師になりたい」という共通の夢を持ち、出会った仲間です。私は四年制大学の看護学科でしたが、試験やレポート、実習などどれも厳しく、絵に描いたような「キャンパスライフ」は夢のまた夢。１人では決して乗り越えることはできず、ノートを見せ合ったり、一緒に勉強したり、いつも協力し合っていました。

特に大きい壁だったのは、やはり「国家試験」です。看護師と保健師の同時受験だったため、勉強もハードでしたが、毎日みんなで学校へ行き空き教室で勉強していたことは今では良い思い出です。全員国家試験に合格することができ、それぞれ夢を叶えて希望する病院に就職することができました。

たくさん遊んだ仲間

学生時代、一人暮らしをしていた私の家には友人が泊まりに来たり、一緒にご飯を作ったりしていました。また、授業が終わった後に、ストレス発散カラオケなんかもよく行きました。

「看護師はお酒が強い」というイメージもありますが、看護学生もお酒は大好き？！私たちもよく飲みにもいっていましたね。試験や実習がひと段落すると、必ず「打ち上げ」と称して飲みに行きましたし、誰かの誕生日となると「バースデーパーティー」と称して、やはり飲みに行きました。女子ばかりの大学で、しかも「看護学科」というと、ありがたいことに「合コンしたい！」と言ってくれる男子大学生の多いこと。飲み会気分で合コンも多かったです。

合コンそのものが楽しいというよりも、「合コン後の反省会」の方が楽しくて、「あの彼はイケメンだけどナルシストだね～」とか「あの彼は絶対彼女いるわ～遊んでるわ～」とか…合コンで良い出会いはありませんでしたが、「男性を見る目」は勉強できたように思います（笑）

卒業旅行も良い思い出

国家試験を終え、無事卒業式迎えられ、残るは「卒業旅行」！初めての海外旅行へ行きました。辛い壁もたくさん乗り越えてきたからこそ、解放感いっぱいに遊びつくせました。10年たった今でも、楽しい思い出です。

卒業後も、同職種として話が合う合う！

卒業後はみんな離れ離れ、それぞれの場所で看護師としてスタートを切りました。小児科から外科、精神科まで、分野も様々でしたが同じ職種なので「看護師あるある」と共有できる貴重な存在です。職場に同期入職の看護師もいましたが、同じ学生時代を過ごしている仲間の方が、自分のことをよくわかってくれるので素直になれる・安心できる存在でした（もちろん、同じ現在を共有できる同期の存在も貴重ですが！）。

転職を考える際にも、友人間の「看護師ネットワーク」は重要です。転職サイトだけではわからない、生の声を聞くことができます。転職サイトだけを見ると待遇が良さそうでも、看護師ネットワークで入ってくる情報ではそうでもなかったり…。同職種ですので、退職や転職を迷っているときには良き相談相手になってもらえると思います。

出産後も、仕事を続けている人が多いので励まし合える！

私の周りには、妊娠・出産を経て、仕事に復帰する仲間が多い傾向です。もちろん、医師と結婚して専業主婦になった…という友人もいますが、たいていの人は「生活のため、将来のため」に働き続けるようで、私もその一人です。子育てと仕事の両立の工夫、夫の協力体制、子どもが病気になった時に対処方法など、情報交換をすることができます。

子育て中の大変な状況でも看護の仕事を続けるのは、経済的な理由だけではなく、みんなそれぞれにやりがいや目標があって続けているはず。みんなの頑張りや夢を聞くと、「自分も頑張ろう」と素直に思えるのです。

看護学生時代の友人とは、お互いが良い刺激になり、励まし合える存在です。これからもずっと、大切にしていきたい存在ですね。