離婚の時に生じた問題と、当時の心境
はじめに
でも、離婚は、離婚届けを提出するだけでは済まない。
身に染みて、実感しました。
離婚は、結婚よりもはるかに難しい
離婚の時に発生する問題
- 貯金、車、家電など、どう分ける?
- 買った家、どうする?
- 結婚後に加入した保険どうする?親権は?
離婚後の事で言えば
- 新たな住居探し
- 住むところが決まれば住民票や本籍地の変更
- それに伴う免許証や各種カードの手続き…
保険会社に連絡したり、銀行に行ったり、警察署に行ったり。市役所には何度も行きました。
また、親権は私がとりましたが、これも、家庭裁判所に行き手続き。
親権に関しては、収入があったのでスムーズに話が進みました。
とにかく、山のような手続きに、手間と時間がかかりました。
離婚手続き中の心境
こんな感じで、何かと忙しくしていたはずなんですが…
離婚前の話し合いから、離婚・引っ越し・その後の生活が落ち着くまでの期間の事が、よく思い出せないんです。
今までの人生の中で一番しんどかった時期だったはずなのに。
ただ〝これでいいんだ〟と思って動いている反面、〝本当にこれでいいのか〟と思う気持ちがあった事は確かです。
自分にとって、離婚は最善ではあるけれど、周りの人にとっては、そうでないかもしれない。
そう考えると、自分が罪人、我慢のできない我がままな母親のように思える時もありました。
これから自分たちはどうなるのか、どうにかして1人でやっていかなければいけない、自分が選んだ道が娘にとってマイナスになるような事があってはいけない…
改めて考え直すとると踏み切れなくなると思い、立ち止まらず、ただただ突っ走っていたように思います。
その時々の気分や、状況によって、様々な気持ちが入り混じっていた時間でした。
離婚後の生活
●購入していた持ち家は売却
離婚後、家を売りに出しました。
築年数が浅く、駅にも近かったため、幸い、2ヶ月もたたないうちに買い手が見つかりました。
もともと3600万円ほどで買った家でしたが、頭金を500万円出し、繰り上げ返済を500万円していたので、【売却額>ローン残高】となり、手元にお金が戻る形で住宅ローンから解放されました。
●できるだけ自分の力で
離婚を決めたからには、できるだけ1人でやっていきたかったので、離婚後、実家には帰りませんでした。
職場から車で20分ほどのところに部屋を借り、娘と2人の生活をスタートさせました。
言い合いや、喧嘩をするでもなく、娘と2人の穏やかな生活の始まりでした。
日勤の日
朝起きて、準備して、保育園に送って行って、仕事に行く。
仕事が終わると、その逆ルートで家に帰り、寝るまで娘と過ごす。
忙しいけど、これまでも1人でやってきた事。
「ちょっとぐらいは手伝ってよ!!」と苛立つ事がなくなった分、前より断然楽になりました。
夜勤の時
どうしよう・・・
夜間の託児所を色々と調べました。
でも、家や職場からすごく遠かったり、値段が高すぎたり。
そして何より、行った事もないところで、知らない人と夜を過ごさなければならない娘の事を考えると、できませんでした。
なので、ここだけは母に頼る事にしました。
私が朝保育園に送って行き、お迎えと翌朝の送りは母がしてくれていました。
母の家だから心配ないはずなのに、夜勤してても娘の事がすごく気になる。
自分は、娘に不憫な思いをさせているのではないか…
働き方は離婚前と変わらなかったので、実際、娘と過ごす時間は減ってはないのですが、両親2人分の愛情を、自分1人で娘に注ぎたい、注がないと、と思うと、〝時間が足りない〟と思うようになりました。
一人二役
夜勤をやめ、日勤専従になると、基本給もボーナスも20%カット。
養育費ももらっていなかったので、金銭的に夜勤をしないと厳しい。
看護長に事情を説明し、夜勤を2~3回/月に減らしてもらいました。
それからは、娘の事を他者にお願いする事も少なくなり、気持ちがすごく楽になりました。
ただ、毎週日曜日に休みをとるわけにはいきません。
他の園児が父親と一緒にいたり、父親の話をしたりしている時にも、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
でも、私自身がこういう気持ちを味わい、娘に不憫な思いをさせている事を感し、反省する事も必要でした。
それがまた、娘を大切にする事につながるから!!
最後に
諸事情を考慮し、夜勤を減らしてくれた当時の看護長と、スタッフに、とても感謝しています。
そして、当時の自分を支えてくれた皆さんに、感謝しています。
この記事を書いた人
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2歳年上の夫と、子ども2人(8歳女子・2歳男子)の4人家族☆
共働きも、専業主婦も、両方経験あり。
今は、子どもとの時間を大切に過ごしています。
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