モラハラ夫との離婚~Part2~決意
さてPART1では、モラハラ夫の特徴とモラハラ被害を受けていることに気づいたところまで書かせて頂きました。今回は、離婚決意から書かせて頂きます。
離婚を決意
離婚したいと思いながらも子供もいるしどうしようと悩んでいたときに、ある日、離婚を決意することが起きました。
同居していた姑から三歳になる息子が人見知りをしてお客さんに挨拶ができなかったことに対して、「子供のしつけができないんだから子供を産む資格がない」と言われました。
頭の神経が1本切れたような音がし、今までの努力をすべて否定された気持ちになりました。その日から笑うことができなくなり一人になると自然に涙が流れてくるようになりました。その一言からでなく今まで言われてきて我慢していた感情もすべて思い起こされもう耐えられないと思うようになり離婚を決意しました。
モラハラ夫に離婚話をすると・・・
夫にこの出来事を話し、この先、姑が年老いて体調を崩しても世話ができないことも話し離婚を切り出しました。
元夫の第一声は「俺の性欲はどうしてくれるんだ」とでした。私をそのような対象としか見ていなかったことに気づかされ腸が煮えくりかえりそうでした。あまりの怒りにあてはまる言葉すら見つけることができませんでした。
その後に、俺が家庭を顧みなかったのことも責任があるから考え直してくれと泣いて頼まれましたが、もうこんな演技には騙されないと思いました。
離婚したいという意思がますます強くなり、地域の女性相談センターと無料弁護士相談を受けにいきました。
まずは、あまり離婚をお勧めできませんがといいながらも、精神的にまいっているのを見かね別居から始めて距離を置いたほうがいいでしょう。そして、子供もいるのできちんと1度夫婦と話したほうがいいでしょうとアドバイスをもらいました。
そして、モラハラ夫お得意の、「お前は妻として母としてきちんと役割を果たしているのか」というような説教が始まり話し合いになりません。最後には子供のために離婚しないの一点張りです。
モラハラ夫の異常性に震える
この日を境に、私に来た手紙、宅急便はすべて勝手に開けて、携帯までもチェックしていることに気づきました。
このように、たいていのモラハラ夫は、粘着質で執着心が強いのも特徴です。
夫とは話にならないのもありましたが、私自身、弁が立つほうではなく法律は苦手であるので、調停を立てるために弁護士を立てることにしました。
地元の弁護士事務所すべて周り、自分に合った弁護士を探すことにしました。5件周り、ようやく、モラハラということを理解してくれる弁護士に出会いました。
弁護士が、そのような男は、妻が離婚すると知ると離婚されないように子供を作ろうとするので早いうちに別居したほうがいいと忠告してくれて、子供をつれて家をでました。
田舎は、離婚する人が少なくわかる人がいないのか、特にプライバシー保護に気をつけなければいけません。
自治体が私が依頼した弁護士を教えたのです。そして、弁護士事務所にも「自分は悪くない」としつこく電話をするようになりました。
それから、私の友人や職場にも電話を掛け、押しかけて、「自分は悪くない、妻は、誰かにそそのかされて離婚するんだ」と言うようになりました。電話番号を変えて、メールや電話を受け付けないようにすると職場に手紙を送ってくるようになりました。
警察に相談すると
警察に訴えても、さほど回数も多くなく脅迫めいた内容でないのでなにもできることがない、事件ではないのでと請け合ってはくれません。
そのメールや手紙は、証拠になるので取っておけばよかったのに怒っていくつか捨てたのは悔やまれますが、子供が生まれてから毎日書いていた日記が大きな証拠となりました。
調停や裁判で有利となるので、嫌ですが証拠として捨てずにとっておきましょう。
モラハラ夫は私の身内や友人をも味方にする
親は親で、夫の言葉をすべて鵜呑みにして、元夫を家にあげて毎日ご飯を食べさせていたのです。
親に離婚の話をしても元夫の体裁の良さに騙され「あんなにいい人はいない、お前の我慢が足りないんだ」とまるで理解されません。
田舎なので、離婚なんてみっともないとも思っているようです。他の親せきも一緒です。
友人も私から離れていき、人間不信に陥りました。
でも、このような人間関係を築いてきたのは自分です。
いつも感情を抑えて他人に迎合して生きてきたので、私が怒りをあらわにすると親や元夫から「気がくるっている」と言われました。
モラハラ夫との離婚で気をつけなければいけないこと
- 直接モラハラ夫と離婚話をせず、必ず第三者を立てること
- できるならば別居して離婚準備をする
- モラハラを理解してくれる自治体の女性センターやNPO法人などに相談すること
- 弁護士は離婚専門弁護士に依頼すること(後になり気づきました)
- プライバシー保護には十分気をつけること
(住所変更しても籍を外さない限り閲覧さればれてしまうので注意、周りの人にも事情を話し漏らさないように協力してもらうこと) - モラハラの証拠になるものは残す(日記、メール、暴言を録音するなど)
長くなったので、次に離婚するにあたってよく問題になる「子供」のことについて書きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事を書いた人
- 十数年、一般病院で勤務。その後、老年看護、認知症看護、ターミナルケアに興味があり老人施設に就職しました。現在、認知症ケアに特化し、看取りを積極的に行っている老人施設で働いています。
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十数年、一般病院で勤務。その後、老年看護、認知症看護、ターミナルケアに興味があり老人施設に就職しました。現在、認知症ケアに特化し、看取りを積極的に行っている老人施設で働いています。
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