妊娠発覚から産休までのやるべきこと
こんにちは、保健師のアオです。
私は2人の子どもを育てる、ワーキングマザーでもあります。
一人目の妊娠中は仕事をしていなかったのですが、二人目の妊娠がわかった時には、保健師として仕事をしていました。
初めての産休。当時は、まだ小さい一人目の子育てをしながら、大きくなるお腹を抱えて産休を迎えるまではいっぱいいっぱいな毎日でした。
妊娠発覚から産休までの期間を振り返ってみたいと思います。
いつ上司に報告する?
妊娠出産=仕事に穴を開ける ということになります。ただでさえ人手が足りず、仕事量が多い中、一人産休に入るということは…増員、引き続きなど、上司の頭を悩ませてしまうことになるのではないか…と思うと、なかなか言いにくいものでした。
でも、職業柄、ジャージを着て運動教室をするなどからだを動かす機会もあったり、受診時には時間休をとる必要もあったりで…早めに報告する必要もありました。
妊娠初期はまず上司だけに報告しようと決めました。
始業時間前の人が少ない時を見計らって、ドキドキしながら上司に報告しました。
「おめでとう」とは言ってくれましたが…正直反応は微妙…。最初は若干やりにくさを感じましたが、悪いことはしていないし、自分はやるべき仕事を一生懸命やるのみだと思い、産休まで頑張ろうと決めました。
辛いつわりの乗り越え方
つわりの程度や症状は、人それぞれですが、私は「食べづわり」でした。
少しでも空腹感を感じると気持ち悪くなってしまうので、ポケットには小さめのお菓子を常備しておきました。
でも不思議と、仕事に集中しているとつわりは気にならないもので、休日のつわりの方が数倍辛かったです。
休日はしっかり休んで、平日の疲れをとりたいところですが、つわりに耐えつつ上の子のお世話をしつつで結構苦しかったです。
また、食べづわりと仕事のストレスからか、体重は常に右肩上がり。
保健師のくせに、自己管理は全然できていませんでした…。
定期健診はできるだけ土曜日予約
仕事のことを考えて、できるだけ健診は土曜日予約にしました。
土曜日は混みますし、夫は仕事なので、イヤイヤ期の上の子を連れて健診に行くことは結構な大仕事でした。
有休を活用
妊婦だからと言って、仕事量は変わりません。でも、なるべく仕事を調整して、有休をとるようにしました。これは、上司の配慮もあってですが。
妊娠中は、思った以上に体が疲れやすいもの。なので、できるだけ、休める時は休む!
そして、赤ちゃんが生まれてからはなかなこできないこと…例えば上の子と二人きりのお出かけを楽しむ、家族で外食するなどして、リフレッシュすること!
仕事をしているとなかなか難しいので、有休を時々利用できるといいですね。
必要以上に子どもの話はしない
女性の多い職場、同じママさん仲間もいますが、未婚の人、既婚でも子どもがいない人もいらっしゃいます。
事情はそれぞれであれ、職場にはあまり家庭のことを持ち込まないようにと考えています。
職場では、あくまでも一人の保健師として居ることも大事かなと思います。
当然ですが、仕事は真面目に取り組むこと
産休・育休を取得すると、当然ですがしばらく職場には来ませんよね。
自分が担当しているケースや事業については、誰が見てもわかるように整理しておくことが必須です。時間はかかりますが、仕事復帰のことを考えると、きちんと整理しておくことで後々自分が楽になるとも考えられます。この機会に、整理しておく価値はありますね!
仲間を信じて任せること
産休に入ったばかりの頃は、「あのケース、大丈夫かな」「あの事業、うまく進んでいるかな」など、心配になることもあります。
でも、大丈夫なんです。みんなプロですから。
引き継ぎをきちんとしておけば、後は仲間に任せることが大事!
産休に入った後は、元気な赤ちゃんを産むことがお仕事です。
しばしお仕事のことは頭の片隅に置いて、残り少ないマタニティーライフを楽しむこと。仕事を理由に、「マタニティーライフが楽しめなかった」「仕事だけで終わった」なーんて思いたくないですからね。
お仕事しながら妊婦生活を送るのは、結構大変ですが、お腹の赤ちゃんと一緒にお仕事を頑張れる貴重な期間です。
妊婦さん、体に気をつけてお仕事頑張ってください!
この記事を書いた人
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病棟看護師として2年勤めた後、保健師へ転職。
現在、保健師8年目。プライベートでは二児の母であり、ワーキングマザー6年目。
主に、地域での看護のお仕事や子育てとの両立についての記事を書いていきたいと思います。
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病棟看護師として2年勤めた後、保健師へ転職。 現在、保健師8年目。プライベートでは二児の母であり、ワーキングマザー6年目。 主に、地域での看護のお仕事や子育てとの両立についての記事を書いていきたいと思います。
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