もしもの時の備えはお早めに
皆さんはもしもの時の備えをしていますか?自分だけは大丈夫だなんて思っていると大きな痛手を踏むことがありますよ~
病気は身近なもの!?
看護師の皆さんは自分の健康管理が疎かになってはいないでしょうか?
風邪などのごくごく身近なものから癌などの大病まで様々な疾患を持つ患者さんの人生を家族と同様に近くで見守っている日常いるものの、なぜだか他人事になってはいませんか?
『自分は大丈夫』と根拠のない自信というよりは、自分が病気になるなんてまるっきり頭の中にないように思います。若さのせいでしょうか。
不安との戦い
とはいっても私、結構な小心者でして、新人時代は様々な病気を学ぶにつれて『急に胸が痛くなったら狭心症ではないか』とか『右下腹部が痛くなったら虫垂炎ではないか』『臍の付近に動脈が触れる・・・大動脈瘤?』とちょっとしたことが大病につながっているのではないかと不安になったものです。
知らぬが仏というのはこういうことを言うのかもしれませんね。しかし、慣れは怖いものでいつの間にかまた他人事のようになっていたように思います。
保険のありがたみ
自分が年齢を重ねたせいか、いや病気になり患者という立場を実感したことが一番の理由ですね。病気をすると心が弱くなるというのは本当だと思います。そして、何よりもしもの備えがとてもありがたいことに気付くのです。
何気なく加入した生命保険
社会人1年目、家族の付き合いで契約した保険。月々約5000円をまる10年かけていたとして、健康に何事もなく過ごしていれば約60万円という大金を失っていることになります。
そんなことなら、自分で蓄えていたほうがいいと思う方もいらっしゃるでしょう。それも一理あります。
病気になったとして・・・
病気になり入院し手術をするという経過を辿ったとしましょう。その間は働けないわけでお給料が減ります。しかしながら、家賃も光熱費も払わなければならないものは変わらないのです。
治療費も払わなければならない。自分で蓄えていた分で賄えるかは病気の重さにもよることでしょう。
1週間程度の入院ならば支払った保険料の元は取り戻せないかもしれません。
でも、交通事故で怪我をして長期の入院になったり、虫垂炎など今なら1週間程度で退院できる短期入院でも、手術をすると医療費は高額になりますよね。
高額医療費の手続きで最低限の出費に抑えられたとしても、そんな急な出費の蓄えをみなさん準備されていますか?
経験者は語る
こんなことを言っていると、保険屋の回し者ではないかと怪しまれるかもしれませんが、決して怪しい者ではありませんからご安心を(笑)
私はこれまでに2度入院しいずれも手術をしました。入院期間は1週間から2週間程度。きちんと貯金をしてもしもの時の備えをしていましたから保険がなくても借金をすることはなかったでしょう。
病気をしてお金もなくなって・・・『なんで私だけ?』と身も心もダメージはかなり大きいですよ。
保険の担当さんに連絡をし手続きをしたところ、1回目の入院の時は医療費分は賄えました。2回目の入院の時は医療費分プラス少々というところです。
病気になったことの落ち込みはすぐには解消されませんが、お金のことでとどめをさされずにすみましたよ(笑)
私の唯一の失敗
病気になり保険のありがたみをわかっていたにもかかわらず、私はひとつ失敗を犯しました。
それは保険の見直しです。いつでもいいやは絶対にダメ!!です。そういっているうちに病気が見つかったらアウトなんです。
私は10年定期の保険に加入していました。ふと思いついたのが9年目。来年の満期の時でいいかな~なんて軽く考えていましたが、その前に病気が発覚し手術。
満期時に内容の見直しはできたものの、新しい保険への加入はできませんでした。
もっと安くて今の医療にあった保証のある保険はいっぱいあるのに当時の私は10年前の古い保険のままでした(◞‸◟)。
●病気になると保険に加入できない!?
一度病気をすると5年は新しい保険に入れないことが多いのです。最近は、病気の人でも加入できる保険があるよ~♪とコマーシャルも沢山ありますが、高額だったりなにかと条件があり、健康な時の方が選択肢も多く何より入りやすいのです。
そして、なんといっても年齢が若いうちの方が安い!!
しかし、早くに加入すれば一生安心というのもでもありません。時代の変化に伴い、保険もどんどん新しく変化をしています。昔々に入った保険であればもちろん内容も古いのです。
見直しをすることを忘れていませんか?だいたい3年でどの会社も新しい内容の保険が出てくるようですよ。
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