憧れる先輩看護師の特徴〜前編〜
いませんか?あの先輩みたいになりたいと憧れる出来る先輩ナース!!あるいは、後輩達に憧れの存在になりたい!と思いませんか?
私も年数を重ねるとそんな夢を抱きましたが、これといって看護で何かずば抜けてできる特技もなく、人望もなく、所詮はかない夢で終わりましたよね。
なので、今回は私が憧れた先輩の特徴をまとめて紹介していきたいと思います。
仕事が早い
どんな仕事でもテキパキとこなし、気付いたらもう他の作業に取り掛かっていたり、他の人の業務を手伝ってくれている作業効率の良い先輩いませんか?自分の仕事がゆっくりしか出来ないと余計にササっと済ませられる先輩に憧れるものですね。
しかも、作業が早いため空いた時間を使って係の仕事やサマリーなども済ませていたら何とも羨ましく思います。経験を積むと業務自体に慣れるので、ある程度仕事は早くなります。でも人それぞれにスピードには差が出てくるもの。
仕事の早い先輩がどんな部屋廻りの仕方をしているのか、どんな風に患者さんと接して患者さんの症状をいち早く発見しているのか、一つ一つの作業をどんな段取りで行っているのか、など新人のうちに、いや経験を重ねてからでもよーく観察して真似出来そうな作業の仕方を学びたいですね。
患者さんからの信頼が厚い
これは看護師として一番身につけておきたい事ではないでしょうか。患者さんから信頼されてこそ、こちらも看護が出来るわけですから。病棟の中でも人気な看護師っていませんか?
男性患者さんの視点は若い・可愛いが優先項目かもしれません。逆に一番見方の厳しいおばちゃん患者さんからの評価が高い人ほど、病棟全体としての患者さんからの信頼が厚いように思います。
それはどんな人か。やはり、
ではないでしょうか。
経験豊富なベテランさんが良いと言われる患者さんもおられれば、若い子が良いと言われる方もおられます。基準は様々ですが、一様に患者さん想いが伝わる看護師が良いですよね。
信頼の厚い先輩看護師は、後輩からの信頼も厚いはず。そんな人目指して頑張りたいですね。
ルート挿入や採血が上手い
手先の器用な先輩、憧れますよね。特に痛みの伴う採血やルート挿入は上手いに越したことはありません。何度も失敗して患者さんにも苦痛を与え、自分の仕事もおすばかりだと精神的にどんよりします。
たいてい採血やルート挿入も3回失敗すれば、自ら他の人に代わりますと言うか、患者さんから「他の人に代わってくれ」という痛烈な一言を浴びせられ、尻尾を巻いて病棟に戻ってくる事になります。
そして、先輩に依頼するとたかだか数分で挿入して病棟に戻ってくる。頭が上がりません。
採血などは得て不得手があると思いますし、患者さんの年齢や血管の弾力などによっても得意な血管と苦手な血管もあると思います。どの血管にも対応出来るように腕を磨きたいですね。
私が勤めていた頃も、病棟に1人パートで点滴や採血などのフリー業務をして下さるおばちゃん看護師がおられました。経験豊富で、採血をとらせたら右に出る者は居ない!先生達でさえお手上げの採血やルートをなんなく挿入される!やはりその方は皆んなから「神の手」と呼ばれていましたね。
しかも、患者さんもその情報は聞きつけている。多少難しい血管を持つ患者さんは、最初から採血やルートはその看護師さん希望でした。勤務でない日を患者さんも残念がり、それ以上に私達看護師も落胆します。
それだけ神の手に頼っていたのは恥ずかしい話しですが、採血・ルート挿入が上手いというのは強みになるし、羨望の眼差しですね。
これら3点が備わっていても充分ですが、まだまだ憧れる先輩の特徴は憧れる先輩看護師の特徴〜後編〜へと続きます。
この記事を書いた人
- 看護師9年目。血液内科病棟で勤務し、小児から成人・老年期の看護に携わる。結婚半年後に夫の転勤に伴い退職。現在は一児の母で子育て奮闘中。
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