ナースはつらいよ

SIDS(乳幼児突然死症候群)のおはなし

近年、話題性の高いSIDS(乳幼児突然死症候群)ですが、みなさんはどこまでご存知でしょうか。

芸能人や、有名人のお子様がこの疾患を診断された時には大々的に報道されるので、概要はご存知かと思います。

医療関係者だけではなく、一般家庭でもメジャーになってきたこの疾患についてですが、今回は、統計や予防策も踏まえて執筆していきたいと思います。

SIDSとは

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気です。

だいたい6000~7000人にひとりの割合で発症し、日本では年間およそ150人が発症しています。
(一部厚生労働省HPより抜粋)

その原因は不明であり、未だに解明されてない医学としての代表ですが、近年ではその全貌が明らかになりつつあるとの情報を入手しました。

脳の中枢神経の些細な異常

生理的な呼吸停止

病的範囲の呼吸停止

SIDSの発症

このメカニズムでSIDSが発症する(しているんじゃないか)と結論づけられています。

しかし、その発生を事前に特定したり、ある特定児に必ず起こるということや、発生した際の的確な治療法などは明らかになっていません。

また、メディアが大きく取り上げることで、知名度だけは上昇しており、非常に不安感を煽るような印象のある疾患です。

ハイリスク児

それでも、医学の研究は進んでおりハイリスク児についても不確かな部分を残しつつも研究結果が出ています。

とある論文によると、人工栄養児(ミルク)、うつ伏せ寝、両親の喫煙によって発症するリスクが数倍高まるとのことです。

この、人工栄養児、うつ伏せ寝、両親の喫煙については日本の公的機関もHPに掲載するなど、メジャーなものになっています。

現在では細かい研究も進んでおり、出産年齢25歳以下、第3子ついで第2子、男児、出生時体重2500g以下に多く発症すると結論づけられています。(そもそもの研究対象数が少なすぎてまだまだ不明瞭な部分はたくさんあります。)

リスク因子を持った児は、リスク因子を持たない児に比べて、およそ5倍の発症率になるという統計も出ています。

発症時間は早朝~午前中のうちに多く、季節でみる冬季に多いです。

考察してみるとかなり、詳しくハイリスク児についてわかってきていることが多いですので“特に注意しなければいけない時期”というのが明瞭に感じます。

しかし、冒頭で述べたようにハイリスク児のみが発症するわけではなく誰でも起こり得る疾患なので、もちろん注意は必要です。

窒息死とSIDSはちがう

窒息死とは

なんらかの原因があり、呼吸機能が閉塞されて起きる事故のことです。

布団着を口元までかけていたことや、寝返りできない児をうつ伏せに寝かしていたなどの明らかな状況があり、解剖にて窒息死と判断されます。

保育園で起きた場合、裁判になり得、過失による窒息死の場合は賠償責任が生まれます。(過去の事例で状況、解剖から両親側が勝訴しました。)

SIDSとは

解剖の所見は、窒息死と大差ないが、明らかに環境的因子や外的因子がなく発症した場合のこと。

判断が難しい

SIDSと窒息死は解剖所見がよく似ているため、判別することが難しく医師でも混同してしまっている場合もあります。

わが子に事故・未遂が降り掛かったときには知識をつけて明らかにする勇気を持ちましょう。

予防策はあるのか

発症を100%防ぐことは未だに不可能です。そして対応策といえば「頻回に観察」しかないようです。

保育園によっては5分に1回、10分に1回と決まりがありこまめに観察しているようです。

自宅では?

夜中に観察するのは難しいですよね。私は「おくるみ」をオススメしたいです。

タイトに巻くことで、寝返りをうちにくくなり知らない間にうつ伏せになることがなくなるからです。

しかし、タイトに巻かないと中途半端に身動きができ逆効果になってしまうので注意が必要です。

また、おくるみをする際には体温上昇などのリスクもあるので事前に知識をつけて行いましょう。

まとめ

SIDSについては徐々に全貌が明らかになってきています。

今後小児科へ転勤する方や、ママになる方にはしっかり知識をつけて欲しいです。

SIDSの病理については明らかになりつつある段階なので、諸説あります。論文によっては全然違うことが書かれている場合もありますのであらかじめご了承ください。

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