まさか私が!?妊娠糖尿病と診断されて。
みなさんこんにちわ!現役ナースの卵胞ぷり子34才です!
現在産休中の身でありまして、来週から臨月に突入します☆第2子ですが、やっぱり妊婦は大変です!もうお腹が苦しいったら・・・。
今回、有給消化もかねて少し早めの産休に入ることができたのはいいものの、分娩予約をしていた某セレブクリニックでまさかの「妊娠糖尿病」が発覚!!
それって・・・それって・・・。
ここじゃ産めないってこと!? 転院ってこと!? あああ今度こそセレブクリニックで姫のような扱いを受けて出産したかったのにぃ!!
妊娠糖尿病は他人事と思っているあなた!
あなどるなかれ・・・ 妊娠糖尿病は突然やってきます!
妊娠糖尿病とは
妊娠糖尿病とは妊娠して初めて血糖値が正常よりも高いことが発見されたものをいいます。
実際私自身、34才の今まで健康診断は毎年受けていましたが、血糖値が異常高値になったことは一度もありませんでした。
また、「妊娠糖尿病」と聞くと、妊娠中の体重が増えすぎなのでは?と想像する方もいると思いますが、私の場合妊娠前はBMI22の標準体重で、そこから妊娠9か月の時点で+3キロしか増量していません。
甘いものだって普段からあまり好きじゃないのであまり食べないし、ジュースだって滅多に飲んでいませんでした。
それなのに、クリニックで受けた「ブドウ糖負荷試験」で高血糖が出てしまったのです。
妊娠糖尿病は妊娠中にしっかり食事療法や薬物療法でコントロールをしないと巨大児が生まれるリスクがあり、妊娠糖尿病の多くは出産後正常に戻りますが、将来、糖尿病になる可能性があるので定期的なチェックが必要になります。
クリニックから総合病院へ
妊娠糖尿病は、妊娠中、母体の血糖コントロールがよければ正常な赤ちゃんを産むことができますが、コントロールが悪いと先述した通り巨大児が生まれたり、生まれてすぐ低血糖や呼吸障害を起こすことがあります。
その為、糖尿病専門医、産科医、新生児専門医、麻酔科医がそろっている総合病院で出産することが大事です。私も妊娠糖尿病の診断を受けた後はすぐに総合病院へ紹介してもらうことになりました。
一度の受診で産科、内科、栄養指導を受けることになったので、全て終わるのに4時間以上拘束されることもあり、妊娠後期の私にはとても大変です。
通常、糖尿病の場合、食事制限と運動療法が治療の中心になりますが、私の場合すでにお腹も大きく、運動療法は困難であり、食事制限に関しても、それでなくても体重が増えず、栄養不足なのにこれ以上食事を減らすのは良くないという医師の判断で
血糖が上がりそうでも、ある程度の食事が摂れるようにとインスリン治療が開始されました。
現在は1日3回のインスリン自己注射と1日4回の血糖測定を自宅で行っています。
妊娠糖尿病になって気づいたこと
妊娠糖尿病の治療の一環として、起床時と毎食後に血糖値を測定するようになってから、どんな食材が血糖が上がりやすいのか、身を持って体験し実感するようになりました。
まずは白米!白米なんてほんの少しの量で血糖が上がってしまいますので、もし食べるとしたら私の場合、おちょこ一杯分しか食べられません。
白米は普通にお茶碗1杯で、角砂糖14個分の糖質があると言われており、妊娠前にはそんなに糖質を摂っていたんだ!と、とても驚きました。
妊娠して体質が変わって、今まで普通に食べていたものが、正常に分解吸収できなくなり、改めて妊娠出産に対して「人が人を作り出すということはこんなにも大変なことなのか・・・」と思い知らされるのでした。
私がよく主食として食べているのは、糖質コントロールされた雑穀パンや、糖質コントロールされたフルーツグラノーラが多いです。なかなかスーパーで手に入らないことが多く何軒もスーパーをはしごして低糖質食材をゲットすることもしばしばあります。
コンビニやスーパーでもっと取り扱ってもらえるといいのにと思いました。きっと同じ思いの糖尿病患者さんも多くいるのではないでしょうか。
糖質で満たされない部分はタンパク質で補っています。肉や魚は低糖質なので、ある程度お腹いっぱい食べることができます。
本当は野菜も摂りたいところですが、私の場合は胃の容量が小さくなっており、栄養価の低い野菜でお腹いっぱいになってしまっては胎児に栄養が届きませんという栄養士の方からの助言もあり、ほとんど野菜は摂っていません。
私は今まで看護師として何度も糖尿病患者さんへ、血糖測定やインスリン自己注射の指導をしてきました。でも、実際自分が糖尿病になってみて、いかに治療が大変か短期間ではありますが、非常に身に染みて感じています。
家族と同じ食事が摂れない切なさ、意外と失敗しちゃう血糖測定、5回に1回くらいは痛いところに入ってしまうインスリン自己注射・・・。
糖尿病は自分との孤独な戦いです。実際に経験した人じゃないとわからない部分が多々あります。
育休を明けて、現場に復帰したらこの経験をきっと生かしていけるのではないかと、そう思っています。
最後までお付き合い頂きありがとうございました☆
この記事を書いた人
- 看護師になってから今年で14年目になります。長いようで早かった。とくに結婚して子ども生まれてからの速さったらほんと光の速さでした。最近では20代前半の後輩の話に全くついて行けず、すっかりおばちゃんですがよろしくお願いします☆
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看護師になってから今年で14年目になります。長いようで早かった。とくに結婚して子ども生まれてからの速さったらほんと光の速さでした。最近では20代前半の後輩の話に全くついて行けず、すっかりおばちゃんですがよろしくお願いします☆
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