美容外科看護師の仕事内容〜どこまでやるの？〜

こんにちは、ももたろです(･∀･)

世間のイメージする看護師は、夜勤があって命に関わる大変かつハードなお仕事。

一方、美容クリニックの看護師は、夜勤がなくて、仕事が楽、お給料も良い。と言われていますよね。

そんな都合のいい話あるの？裏があるんじゃない？？(´Д`)

どの美容外科でも共通なのが、

• 手術介助
• 器械器具の洗浄滅菌
• 採血
• 注射・点滴
• 検査介助
• PC入力、（受付業務（簡単な））

などです。

美容外科は、手術がメインです。そのため、看護師の主な仕事は手術介助になります。二重まぶた、豊胸、脂肪吸引、、。器械出しや外回り、麻酔下での全身の管理などを行います。

そして、
『雑用』

↑この雑用が、看護師を少し悩ませるのです。

オートクレーブ・ガス滅菌

オートクレーブは必ずどのクリニックにも置いてあります。ガス滅菌は、業者に依頼しているクリニックもあります。回転率のいい美容外科はたいていオートクレーブとガス滅菌の機械を置いています。

ということは、器械の滅菌や覆布等のパック詰めはもちろん、滅菌の機械本体の洗浄・管理も看護師がします。

掃除・洗濯

手術で使う覆布やタオルの洗濯、トイレやパウダールームのセッティング・掃除をします。

お客様がパウダールームを使用後は、すぐに片付けをして綺麗な状態にしておきます。（鏡に水跳ねがあれば拭いてピカピカにし、洗面台の水滴も全て拭き取ります。化粧水や乳液が空になっていないかも気をつけて見ます。）

受付さんも手一杯、看護師も手術の準備や片付けで手一杯になっている時は、なかなか片付けに行けないこともあります(˟ ⌑ ˟)

掃除雑用は受付、看護師は手術・施術関係のみ！と割り切っているクリニックもありますが、極力看護師も手伝うようにした方がいいと思います、、。女の園ですので（笑）

シーツ類、ユニフォームも自分たちで洗濯します。（各自持ち帰って洗濯したり、業者に依頼するところもあります）

発注・買い出し

化粧水や乳液はもちろん、トイレットペーパーや洗剤、薬剤を含め備品全ての管理をします。（備品を発注するのは受付、医薬品発注は看護師と分けているクリニックもあります）

時間に余裕があれば、外に買い出しにも出ます(´◡͐`)

棚卸し・大掃除（有無はクリニックによる）

年末には棚卸しで、薬など全ての在庫を一生懸命数えます(³ ₃ ³)もう見たくない！状態になります（笑）

クリニック全体の大掃除もあります（業者を極力入れたくないクリニックであれば、年末のお掃除は大変かもしれません）。

受付さんが手一杯になっていれば電話にも出ますし、事務作業を手伝ったり施術代金を受け取ったりもします。（お金関係は後でモメると大変なので余程のことがない限りは触りません）。

現金でのお支払いは、数千円程度の少額であればいいのですが、手術代金となれば額が額なのでどんなに忙しくても受付さんにお任せします。（苦笑）

諭吉さんが何十人〜何百人いることはよくあるので、数え間違い防止&横領防止の為に、、。

予約状況をみながら、先生にお菓子&お茶を出したり、、なんてのもします(*´罒`*)

病院勤務時、色々な部署があって、色々な職種の人がいて。そして、業者さん方が身の回りの事をしてくれる環境が当たり前になっていました（物品管理・補充、フロア・トイレ掃除等）。

美容外科はほとんどがクリニック。病院とは違ってエステのような空間。求められることも多いですが、自分たちで全て調整していきます。

違和感

美容外科で働き始めて1日目、トイレ掃除をしている自分に違和感。2日目、脚立を用意して廊下の電球を替えている自分に違和感。

看護師の仕事もするのだけれど、雑用。うーん。

お恥ずかしながら、お掃除等は業者さんを呼べば楽なのに〜なんて考えていました。すぐに慣れましたけどね(^^)

私、ももたろが現在働いている美容外科クリニックは業者さんが入っているので、最低限の掃除で済みます。

クリニックは人数も少ない。お金をかけず、自分たちでできる事はやる。←病院勤務時に働きやすい環境を提供していただいていたことを改めて実感し、ありがたさの意識が欠けていたなーと勉強になりました。

ノルマがない美容外科では、人件費や維持費を減らす事は大切なことです。もちろん、ノルマがある美容外科でも、維持費が少ないに越したことはありませんが。

病院勤務であれば、「看護師」の仕事をやっていればいいのですが、クリニックとなるとそうはいきません。雑用が多くなることからも、「私は看護師なのに！」と思ってしまうきっかけになるようです。