看護学生必見！新卒看護師が就職に人材紹介会社を利用することのメリット

看護師の皆さん、あなたはどんな風に就職活動をし、現在の職場を決定しましたか？現在就活中の学生さんはどのようにして情報を得ていますか？

また、看護学校や看護大学の1年生、2年生のあなたは、将来の就職先について考えていますか？

私自身、本気で就職先を考え始めたのは大学4年生の夏休みだったと思います。それまでは、なんとなく大学内の資料室に通い、病院の情報が書かれた冊子をただ眺めているだけでした。有名大学病院や総合病院の見学に行ったものの、思い入れはそれほど無く、試験を受けずに終わりました。

いよいよ就職先を決めないといけないときに、国家試験対策で登録した会社から人材紹介の部署に繋がり、現在の就職先に決まりました。大学病院ではありませんが、休みも取れて福利厚生も手厚く、結果的には良かったと思っています。

ここでは、人材会社を利用した就職の利点について紹介していきたいと思います。

人材紹介会社とのやりとりで始めに行われること。担当者から電話が来ます。担当者の名前を告げられてから、こちらの状況についての質問が始まります。

これらの質問に答えていく中で、より自分の求めている職場がはっきりとしてくると思います。自分の中だけでは抽象的であった就職先の条件がより明確に見えてくる。これをもとにリストなど作って自分でも調べていくことも就職活動の助けとなるでしょう。

人材紹介会社との電話のやり取りではっきりした希望に沿って、たくさんの選択肢から、担当者が情報を集め、紹介してくれます。

私は大学生のとき、有名大学病院や大きな総合病院で働くことが最善であると考えていたため、自分で探すときは大学にある資料から情報を得ていました。

しかし人材紹介会社が提示したのは・・・過去に卒業生が就職したことのない病院・・・無名とまではいきませんが、地方出身者の私は一度も聞いたことの無い病院でした。

とはいえ、休みが取れること、時間休を取って働けること、近くに独身寮や世帯寮があることから、離職率が低い、いわゆる”働きやすい”病院でした。

私が一番助かったと感じることが、あらかじめ試験のおおまかな傾向を教えてもらえたこと、試験前に面接練習を本社でやってもらえたことです。

就職した病院では毎年ほぼ同じテーマで論文が出題されていました。その情報をもとに、論文の練習を何度か行うことができました。また、試験の前日に本社で面接の練習をしてもらうことが出来ました。

担当者と合格について確認し、一緒に喜んでもらえることはとてもうれしいし、これから国試を受ける卒業生にとっては勉強を続けていくことの励みになります。

ここまで、就職活動で人材紹介会社を利用することについての利点について述べてきました。いかがでしょうか。

残念ながら、病院が人材紹介会社に就職を委託していない場合、例えば有名な病院で、受験者がある程度確保できる病院などは人材紹介会社の範疇でない場合があります。そういった場合は自分からすすんで病院の情報を得て試験対策を練っていく必要があります。

しかし、それと並行して、人材紹介会社に相談してほかの幅広い職場の選択肢から情報を得てもいいと思います。有名な病院が必ずしも”働きやすい”病院とは限らないです。

ぜひ、就職の際に有効な情報を得る手段として人材紹介会社に相談してみることも考えてみてください。