ナースはつらいよ

ハーブセラピストが伝授!お肌のケア~②~

JAMHA認定ハーブセラピスト&健康管理室で働くナースのhiroeです♪

「ハーブセラピストが伝授!お肌のケア①」に引き続きこちらの回では、女性なら誰でも気になる!内面から始める『お肌のケア』についてお伝えしていきたいと思います。

前回の投稿では、皮膚の構造・女性の大敵!なぜ『しみ』『しわ』ができるの?といった疑問についてや、私たちの身の回りにはお肌にも心身にも影響を与える危険が潜んでいることも前回投稿させていただきました。

『しみ』『しわ』の原因だけでなく、心身に良くない影響を与える物質は、『目に見えない』ことが少なくありません。そんな女性の救世主の正体は…

実は皆さんが『口に入れることが出来るもの』でお肌のケアが出来るのです♪(*’‐’*)

皆さんにご紹介させていただきたいのは『ハーブ』です。その中でも私がオススメさせていただきたいハーブは『メディカルハーブ』と言われているものです。

まず、『ハーブ』とは、生活に役立つ香りのある植物のことを言います。

そして『メディカルハーブ』と呼ばれているものは、ハーブに含まれている成分を美容や疾病予防・健康増進のために役立てることができる領域のことを言い、薬用植物そのものをさすこともあります。

メディカルハーブで一体何ができるの??

医療現場で使われている薬は、メディカルハーブから化学的に成分の一部を抽出して作られたものが少なくありません。

抗がん剤や胃腸薬そして、精神疾患の薬などもハーブ由来のものがあります。

また、褥瘡や熱傷時の塗り薬(名前は申し訳ありませんが、伏させていただきます…)と、含まれている成分が酷似しているメディカルハーブがあります。作用も似ていて、このメディカルハーブの成分を濃縮すると、塗布薬の色と同じという例もあります。

私の個人的見解では、この塗り薬はこのメディカルハーブから作られているのではないかと考えています。

これらのことから、メディカルハーブは心身ともプラスに働く影響を与えるものが多いといえます。実際に海外の医療現場で治療としてハーブが使われていて、科学的に証明されています。

メディカルハーブの不思議なパワー

『メディカルハーブ』の身体に良い影響を及ぼすパワーは、1+1=2という考え方ではなく1+1=2以上、いえ無限大のパワーがあると言われています。これを『シナジー効果』と呼び、メディカルハーブの不思議なパワーにあたります。

シナジー効果と『丸ごと』摂るのことが良い意味

一般的に食べ物は『丸ごと摂る』事が大切だと言われています。メディカルハーブにも当てはまります。

『丸ごと摂る』ことで、さまざまな栄養素が一つの食べ物から摂取できるからであることと、ハーブの中に含まれているいろんな成分同士がお互いを補い、より多くの成分を摂ることができます

シナジー効果を期待するために『丸ごと☆ハーブ』を摂ることをオススメします(*^^)v

人間も見習いたい!メディカルハーブの護身術

ハーブは外的から身を守る術を知っています。ハーブは自分で動いて逃げることが出来ないため絶滅の危機にさらされた時、逃げる以外の方法で自分の身は自分で守るしかないからです。

サンサンと降り注ぐ太陽からの紫外線、病原菌などがハーブ達の敵にもなるので、外的環境から身を守る術を知っています。身を守る術を持っているハーブから、私たちは恩恵を受けることが出来るのです~!

お肌に良いハーブの役割と成分

お肌の表皮にある角質層には、細菌侵入や紫外線の刺激を防ぐ機能が備わっています。でも内的・外的ストレスによってその機能がうまく働かなくなる時があります

そんな時、『メディカルハーブ』の力を借りることができます☆

細菌や紫外線から身を守る作用である抗酸化作用・抗菌作用の力をメディカルハーブは持っています。

メディカルハーブの成分として抗酸化作用がよりあるものは、ロスマリン酸やオリゴメリックプロアントシアニジン、抗菌作用のある成分は、キナ酸、チモール、1.8シネオールといった成分があります。

また、メディカルハーブには傷ついた皮膚組織の修復するといった作用を持つものもあります。それは『タンニン』を含むメディカルハーブです。紫外線で傷ついた表皮の代謝をうながすことにつながり、新しい皮膚に生まれ変わるのを助けます。女性の憎き『しみ』予防にも期待が高まりますね♪

真皮にあるコラーゲンを生成する働きが期待できるメディカルハーブの成分はビタミンCです。お肌の弾力を保ちエラスチンの特徴であるコラーゲンの伸び縮みの力も強化♪それにより、コラーゲンの網目状に存在するヒアルロン酸にも潤いが増し、女性の大敵!『しわ』の予防に♪

(皮膚の構造について詳細はハーブセラピストが伝授!お肌のケア~①~をどうぞ♪)

人間には本来、人間にとって害になるものから身を守る仕組みが備わっています。しかし私たちが取り巻く環境は大気汚染や添加物など目に見えなくて、いろんな危険にさらされています。ですので、人間にとって害になるものを解毒する作用を高めることが必要です。

そこで活躍するのはフラボノイド・カテキンなどのポリフェノールを含むメディカルハーブや栄養素ではβカロテン、リコペンなども有効とされています。

次回の投稿では、お肌とって良い働きが期待できるメディカルハーブを具体的にお伝えしていきたいと思っております(^_-)-☆

この記事を書いた人

hiroe
JAMH認定ハーバルセラピストの資格を持つ現役の看護師。食品衛生責任者。
看護師として勤務の傍ら、健康に役立つハーブの活用法を「奈良ハーブの小部屋
」で情報配信中。ハーブやアロマを使ってのワークショップやセミナーを展開中。
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JAMH認定ハーバルセラピストの資格を持つ現役の看護師。食品衛生責任者。 看護師として勤務の傍ら、健康に役立つハーブの活用法を「奈良ハーブの小部屋 」で情報配信中。ハーブやアロマを使ってのワークショップやセミナーを展開中。

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