オペナースから訪問看護の世界へ

新人からオペ室で勤務しそこから移動なく出産を機に退社。チビも２歳になるしそろそろ働きたいなと職探し、ネットで探し資料請求するつもりがこの求人に応募するボタンを押してしまったところからあれよあれよと訪問看護の世界へ誘われたお話しをさせていただきます。

よい転職サイトさんとの出会い

産後派遣で訪問入浴やデイサービスなどで少し働かせてもらいました。が、派遣だと毎回毎回はじめましてで仕事もあったりなかったり。そろそろどこかに腰を据えて働きたいなと思っていました。
勤務条件は家から近いこと、託児があること、週１勤務とかなり厳しい感じでした。
なかなか託児があるのが難しいのと、手術室経験しかないので医療行為少なめの条件も加わりほとんどヒットしない日々が続きました。
そんな時にかなり条件のいい案件が。家から近所の訪問看護でした。
これはいいと思い資料請求をと思っていたら間違えて「この求人に応募」ボタンをポチッあれ？やばくないと思ったときにはすでに遅し早速先方からお電話がありました。

先方にすいません間違えてしまったんですと伝えると大丈夫ですよーといわれせっかくだからご相談のりますよとのことでした。私が「手術室の経験しかないため医療行為がほとんとできない状態なのですが訪問看護として働けるのか心配です」と伝えると転職サイトのお姉さんが私の気持ちを汲み取ってくれた上で「わかりました、その旨私が先方に聞いてみますね」と中間役になり聞いてくださいました。自分でもネックになっていたのですが自分から聞くことにためらいを感じていたので助かりました。すると先方からはじめは医療行為の少ない症例からでも構いませんので一度面接にきてくださいとのことでした。訪問看護というと看護のジェネナリストのような方がやる世界だと思っていて正直自分では役不足で断られるだろうなと思っていましたが思わぬ好返事に心躍りました。

心強かったのが転職サイトのお姉さんでした。不安に思う私の相談役になっていただき、またいざ本決まりになるときになり尻込みしている私に無理にすすめて働くのがつらくなったら本末転倒なのでご家族とゆっくり相談してくださいと考える時間をくれました。そののち今回の話は私からみても運命のようなめぐりあわせだと思いますよと後押ししてくださいました。履歴書も提出前にチェックしてくださりアドバイスしてくださいました。特に志望動機の内容をとてもいいと思いますとほめていただいたのが面接前に力となりました。

トントン拍子に入職

そうなるとあとはトントン拍子でした。面接来週で来れる日ある？というところから始まり面接し即決定入社という感じでした。さらに心強かったのは訪問看護ステーションの所長さんが手術室看護師経験のある方で何ができて何ができないということをすぐに理解してくれていることでした。またスタッフの中にも手術室経験のある方などもいて心強さを感じました。
誤ってポチッと求人してから３週間ほどで私は訪問看護師として生まれて二度目の就職を果たしました。派遣で何か月か働き疎外感を感じていたこともあり。入社とともにみんなに紹介されたり、私のために用意してくれた新しいバッグにステートかわいいエプロンそれに名刺に身分証！組織に属している組織に守られているという今まで当たり前のように思っていたことがこんなに喜ばしいとは思いませんでした。右も左もわからない中優しく声をかけてくれる人もいてそれだけで組織の一員として認められているような気になり有頂天になったりしました。

看護学生時代に行った訪問看護実習で感銘を受け病棟で経験を積んで将来は訪問看護師になりたいと憧れを抱いていました。が、入職してみたら希望ではない手術室に配属そこから手術室の世界にはまっていました。いざ手術室から離れ自分がいまできる職種の選択肢は訪問入浴、デイサービス、老人ホーム、クリニック、訪問看護といったところでした。どうせやるなら若いころあこがれた世界に入ってみたいと思いました。それプラス近所、希望の短い勤務時間、託児付き、という物理的要因、プラス派遣会社さんの後押しがあり今回の入職となりました。不慣れなことも多くとまどいもありますが今は楽しくお仕事させてもらっています。あの時の誤ポチに感謝です。実際の仕事内容などについてはまた次回～最後まで読んでいただきありがとうございました☆彡