保育園ナースに興味がある方必見！保育園でのナースお仕事

保育園。そこは、可愛い子供たちと優しい保育士さんに囲まれたなんとも癒しの場所であります。
はじめまして。新人のohanaです。私は、そんな癒しの場所、保育園でナースをしていた経験がありますので、保育園ナースの実態についてレポートしたいと思います。

保育園ナースの仕事とは

まずは、保育園の看護師業務ですが、保育園の求人情報を見ると、大概は園児の健康管理と０歳児保育の補助と書いてあるところが多いと思います。私もそのような説明をうけて採用になりました。自治体にもよるかもしれませんが０歳児が９人以上の定員の保育園では看護師が１名以上配置されなくてはなりません。
　
実際働いてみると、仕事の分量として、０歳児の保育８割・園児の健康管理２割というところでした。全部の保育園がそうではないでしょうが、他の保育園ナースに聞いてみても、０歳児の保育に、どっぷり入っているという話を聞きます。つまり保育補助でなく保育が仕事のメインでした。

その合間をぬって、園児の毎月の身体測定や内科・歯科検診の介助。保健だよりの作成。園児の内服薬の管理・投与。怪我や病気の園児の対応。保護者の相談対応ｅｔｃとかなり多忙な業務でした。

保育園で子供に癒されながら、ゆったり仕事なんて想像していたら、とんでもありませんでした。

保育園で働いてびっくりしたこと

実際、保育園で働いてみて一番驚いたことは、保育士さんたちの感染予防の認識の薄さでした。びっくりするほど、保育士さんたちが手洗いをしていなかったのです。もちろん、子供から目が離せないので手洗いが後回しになることは理解できるのですが、大学病院で感染リンクナースに厳しく指導されていた私にすると見過ごせないことでした。

おむつ交換は、手洗いも手指消毒もなしで何人も行います。そして、おふろ用のマットの上で直におしりをつけておむつ交換が行われます。もちろん、うんちの時も。

他にも、おまるで排尿させたあと、尿が入ったまま次の子を座らせたり、子供の鼻をかんであげたティッシュは、エプロンのポッケにそのままためこんだりと、ナースならびっくりなことが沢山ありました。これじゃ、すぐに子供が感染するわけだと思い、園長先生に何度もかけあいながら、手指消毒液やおむつ替えシートを購入してもらいました。

今、自分の子供の保育園探しをしていますが、ついつい衛生管理についてチェックしてしまいます。見学した中でかなり徹底した感染予防を行っている保育園もあったので、本当に保育園によるのですね。

保育士さんだって女の園

ナースの世界は女社会なので、なにかと気苦労も多いですよね。私も、大学病院にいた時は、先輩をおこらせて一カ月、口をきいてもらえなかったり、化粧が濃いなんて怒られたものでした。

保育士さんは、やさしい人が多いので、女の園でもなごやかなんだろうなんて思っていたら、ナースの世界にひけをとらないバトルがありました。私は幸い他職種なうえにかなり年上だったので、まだ被害は少ない方でしたが、「あの先生どう思います？」といった相談という名の愚痴ＬＩＮＥが毎晩送られてきました。

私が働いていた保育園は８割が２０代の保育士さんだったので、同世代同士なのでどうしてもライバル視してしまうようです。しかも看護のようなエビデンスがない分、保育は正解がわかりづらいので他の保育士さんの保育が気になるんでしょうね。

保育士さん達との付き合い方は、相談やお話は聞きつつも、決して誰かの味方につかず中立の立場をとるほうがいいでしょう。またナース以上に噂話が好きですから、プライベートは気をつけてお話しください（笑）

最後に

裏話をいろいろ書きましたが、子供はかわいいし、保育園の行事は楽しいので子供好きな人には保育園ナースはお勧めです。また若い保育士さんからパワーをもらえます。余談ですが、若い保育士さん達が、小学校の頃、モーニング娘が好きだったと聞いて、すさまじいジェネレーションギャップをうけました。ohanaは、とうに成人していたので(゜o゜)

私も、子供がまた大きくなったら、また保育園ナースで働きたいと思います。赤ちゃんは癒されますよ。