外国人看護師が話した『日本人は時間にルーズ』

こんにちは、ももたろです(･∀･)
初めてこのタイトルを聞いた時は、“なんでやねん！！日本人がそんなハズない！”と思いました。少なくとも他国よりは、、と。

数年前に外国人看護師さんがインタビューで答えたものなのですが、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか？内容がツイッターでリツイートされ、瞬く間に拡散されたお話です。

現在ももたろは、完全予約制の美容クリニックで働いているので、“ドタキャン”や“予約時間を過ぎても患者様がなかなか来ない”なんてのをちょくちょく目にします。

「私が厳しすぎるのか？世間がおかしいのか？」

リツイートされていたインタビュー内容を交えつつ、日本の看護師目線で記事にしてみようと思います。

外国人看護師：『日本人は時間を守りません。遅刻に対しては大変厳しいのに、仕事の終了時間は守った事がありません。』

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꒰꒪꒫꒪⌯꒱？！

お、おっしゃる通りです！！！汗

感覚のマヒ

私、ももたろが総合病院勤務時は、入職してから退職するまでの3年、定時で帰った事が一度もありません。定時に帰っている人を見たこともありません。

もちろん、病院としても、病棟としても早く仕事を終わらせて定時に帰らせる努力はしていました。でも、どうしても終わりませんでした。

なので、いつの間にか“定時に帰れることなんてない”と感覚がマヒしていました。

仕事が終業時間に終わるということ

看護師ではない友人が、定時に仕事が終わるという話をしている時に、とても羨ましいな〜と思いながら聞いていたのを覚えています。

美容クリニックで働き始めてからは、余程の事がない限り、定時に終わります。着替えも済ませた状態で定時にクリニックを出ることができます。

最初は、定時に終わっていいの？！何かやり忘れていないかな？！と感動よりも困惑が勝って変な感じでした。でも、それは普通のことなのですよね、、f^_^;)

暗黙の了解

病棟勤務をしている時は、始業時間よりも早めに来てその日担当の患者さんの情報収集⇒始業時間&朝礼⇒行動開始という流れでした。

始業時間よりも1時間程早く来て情報をとったり準備をするのは当たり前という謎の空気がありました。もちろん賃金は発生しません。そして、朝礼直前に来るスタッフに対しては、みんなあまりいいように思っていませんでした。

“始業時間ギリギリに来て、終業時間になったら帰る”←これって、別に何も悪くないですよね。時間はきっちり守っていますし、遅刻もしていません(´°ω°`)

残業の概念

「残業は、仕事ができない人がやること」「私頑張ってます！とアピールしているようなもの」という考えがあったももたろは、新人の頃からずっとモヤモヤしながら仕事をしていました。

仕事ができる人が残業をするのは、効率もいいですし、残業代をしっかり受け取る権利もあると思います。

しかし、ダラダラ時間をかけて残業をするのは効率も悪いですし「私は仕事ができません」とアピールしているのと同じだと思うのです。なのに、なぜお金が発生するんだ！と思っていました。

けれど、いつの間にか私はおかしな空気にのまれ、みんな残業して当たり前という中で仕事をしていました。。

今になって改めて思うことですが、ハードワークすぎて力が出ませんでした。。言い訳です。

今のままではしんどいのだけれど、流れに乗っていた方がまだマシ。夜勤もこなし、残業は当たり前。それに加えての研修や勉強会。

精神的にも体力的にも疲れている中で変化を求めるとさらに気力が必要です。

私だけに限らず、みんながマヒをした状態だと、「こうしたい」という意見は出たとしてもなかなか変わりません。自分が労力を使わなくとも誰かがやってくれるだろう、と甘えていましたね。

マヒした状態が続くと、言ってもどうせ変わらないからと諦めてしまいます。組織で動くからこそ、人を巻き込む力が必要なのです。

けれど、その力さえ沸き起こらなければ、何も変わりません。労働条件をよくするには、まずは現場でのマヒした声を外へどんどん発信しなければいけないなと思います。