看護師が保健室の先生になったらこうなった　保健室にある物エトセトラ

こんにちは。おじゃりんです。

看護師であり、元養護教諭ということで、私が見た保健室についてお話しています。今回は、保健室にはどんなものがあるのかについて紹介したいと思います。

保健室の衛生品あれこれ

時代の流れからは少し、・・・かなり？遅れています。私が赴任したのは２０１０年よりも後の話です。

大量の市販の傷用消毒液

早い話が「マ〇ロン」です。傷の手当といえば流水と薬用せっけんでの洗浄で十分というのが昨今の主流です。「つかわないなー」と思いながら戸棚と倉庫を物色していると・・・

大量の「マ〇ロン」！！！しかも使用期限が切れてる！！開封済みのものも一体いつ開けたのかわからない・・・。定時制高校であり、全日制との共有スペースであるために簡単に捨てることができません。でも、期限切れのものはためらわずに捨てました。

大量の使用期限が切れた、期限が間近の手指用アルコール

インフルエンザ予防のため毎年教育委員会から大量の種子消毒用アルコールスプレーが送られてきます。

どうも使いきれていないようです。数年前に届いたものが倉庫に眠っており、その使用期限はあと数か月足らず・・・。絶対に使いきれないなと思いながらも期限が迫っているものから開封していろんなところに置くようにして、年度末に回収することにしました。

期限切れを気にしすぎている？？
私が病院から来た者だから使用期限を気にしすぎているのでしょうか？でも、消費・賞味期限を気にするのに使用期限は無視するなんて矛盾していると思います。

それに、保健従事者として、やはりそういったことに気を付けるのは自分の責務だと感じていました。でも周囲の理解は得にくいものです。

ほしいけど何気にないもの

ディスポのゴム手袋と血液汚染用のごみ箱。

病院のように患者さんに触るときはゴム手袋という感覚はありません。基本は備品にゴム手袋がなかったので素手で対応していました。

さすがにノロウイルスなどが出回っていたので吐しゃ物処理セットは常備してありましたが・・・。

病院ではないのだからこんなものか・・・と思いながらも応急処置をする場所としてどうなのだろうと疑問に感じていたのが血液などの汚染物用のごみ箱がないことです。

「ノロウイルス」や「インフルエンザ」といった単体への配慮はありますが、「スタンダードプリコーション」という概念は学校には浸透していない印象です。

パッドの期限切れのAED発見！！

たまたま赴任先の学校であったことです。これは保健室ではなく保健室付近の廊下と校長室前、体育館前に設置されていました。赴任して間もなくの頃、ふと、ほんとに何気なくAEDの中を覗き込むと、なんとパッドの使用期限が1年も前に切れているではありませんか！！

言おうかどうしようか非常に迷う

赴任したばかりだし、一応設置している以上日常点検はしているはず・・・そう思って報告しようかどうしようかすごく迷いました。そもそも教員に言うべきなのか事務に言うべきなのかさえわかりません。

しかし、知っていて知らんぷりはやはりよくないだろうと思い、言いました。とりあえず事務職員に掛け合いました。事務職も「知らないし・・・いう感じであまり良い顔はされませんでしたが、後日管理部署が対応してくれるとの報告が返ってきました。

正直、私みたいな新参者に指摘されて嫌な顔をするくらいならちゃんと点検・管理してほしいと思います。とりあえず、いざというときにパットの不具合で作動しませんでしたということは避けられた、よかったよかったと思うことにしています。

保健室にある物品は養護教諭で決まる

保健室は医療機関ではありません。そのためそろえられるものは一般家庭レベルのものです。病院ではなく、ドラッグストアのようでそうではないとても微妙な立ち位置です。