ナースはつらいよ

呼吸器内科ナースの経験談②マスクにまつわるアレコレ

呼吸器内科のナースの必携アイテムの一つに、マスクがあります。冬の季節や、花粉の季節なんかは、街中でもマスクをしている方を見かけることが多いですよね。

今年も冬になってインフルエンザの流行する季節になりました。インフルエンザは飛沫感染であり、患者の咳などで飛沫したウイルスを吸入することで感染します。これを予防するために、マスクの着用は効果的です。

特に呼吸器内科では、感染予防のためにはマスクは絶対にかかせないアイテムです。今回は、そんなマスクにまつわるトピックスをいくつかお話しします。

マスクを外すと…誰⁉︎

呼吸器内科の患者さんにはインフルエンザや肺炎を始め、様々な感染症の方が入院してきます。なので、呼吸器内科のナースは出勤してすぐに、手を洗うより先にマスクを装着して、休憩時間以外は外すことはせず、勤務終了時までずっとつけたままでいます。

顔の大部分をマスクで覆っているわけですから、高齢の患者さんなんかは、「看護師さんは、誰が誰だか見分けがつかないなあー。」とおっしゃる方もいます。また、医療職同士でも、互いにマスクをしてる時のみ接していると、マスクを外してお会いした時に、お互いに「この人誰だっけ⁉︎」と思うことも多いのです。

年齢は口元にあらわれると言いますが、マスクをしていると個人的にはマイナス5歳くらいに見えるのではないかと思っています。もちろん、アイメイクをきちんとした時に限り、ですが。口元のほうれい線が隠れるのが大きいのだと思います。

マスクで色んなものを隠す

上でも少し触れましたが、マスクは顔の大部分を覆うので、時には都合の悪いものを隠してくれる、便利アイテムになるのです。

例えば、寝坊して朝メイクをする時間がなかった時でも、最低限眉毛だけ書いておけば、あとはマスクをすれば、なんとか人前に出られるようになります。

また、前日にお酒を飲みすぎて少々お酒臭いときも、前日にニンニク料理を食べたときも、マスクをすれば、同僚にも患者さんにも迷惑はかかりません。

これは上等テクニックなのですが、気難しい医師や患者さんに嫌みを言われた時なんかは、ムッとしてしまってなかなか笑えませんよね。そんな時には、マスクから出ている目だけニコニコ笑顔を作って乗り切るという小技もできるようになります。この小技を使っているのは、私だけかと思っていたのですが、呼吸器内科の同僚に聞いてみたところ、「私もやってる!」という人も結構いました。

N95マスクの苦しみ

空気感染、主に結核の患者さんと接する時には、普通のサージカルマスクではなく、N95マスクという、より密着性の高いマスクを装着します。このマスクは、結核疑いの患者の多い呼吸器内科では、感染予防のために確実に使い方をマスターしておく必要があります。

N95マスクはかなり気密性が高いのですが、確実に感染予防してくれる一方、装着時に少し苦しいという欠点があります。真夏に結核患者さんの全身清拭をする時なんかは、ランニングでもした後のように大量に汗をかきます。化粧もかなり崩れます…。密着性の高いマスクを顔に当てて、少し苦しい中で体を動かすわけですから仕方ないですね。

結核疑いで呼吸器内科に入院されると、個室に隔離となって、接する人は全員N95マスクをつけます。疑いが晴れて結核が否定された時には、本人としても隔離が終わってとても嬉しく思い、ナースとしてもN95マスクから逃れられるので、色んな意味で嬉しい瞬間です。患者さんとナースとで、手を取り合って喜びます。

呼吸器内科で感染予防のために必須アイテムである、マスク。見方を変えると、こんなにもいろいろな役目を果たしているのです。そう考えると、ただのマスクもなんだか愛着が湧いてきませんか?

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呼吸器内科に10年勤務 →休職 →訪問看護に再就職 →妊娠に伴い退職しました。 現在二人の子育てで休職中です。認定看護師の資格を持っています。

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