ナースはつらいよ

新人・異動・転職ナース必見!先輩・スタッフに好かれるための7つのポイント

看護師のみなさんなら、誰もが経験している新人時代・異動後や転職後の辛~い時期。慣れない環境・新しい知識の習得・人間関係の構築・新しい生活習慣、、、、、そのすべてがストレス!

その中でも最も大きな悩みの種となるのは、人間関係ではないでしょうか。自分の気持ちもうまく表現できない・人見知り・面倒くさがり、不器用で要領も悪い。そんな私が、考え助言を受けた結果、立ち回れるようになった経験についてお話したいと思います。

新人時代の実体験エピソード

参考のために、わたしのもがき苦しんだ新人時代・異動時のお話をさせていただきます。

新卒で初めての就職・・・・。緊張した面持ちで入社式に臨むとそこで驚き!希望していなかった手術室に配属でした。そこでは、誰もが「恐い・やりづらい」という先輩たちがいました。その先輩は当時で5~8年目の方。聞こえるように陰口を言われたり、慣れない手術業務の中、先輩方から冷たい声かけや言葉をかけられ手が震えることも。

また、A3程度のホワイトボードに業務内容を教えてくれるものの理解する間もなく早口で話されたり、メモをとる間もなく消されてしまうこともしばしばでした。

同期の友人の中にはその先輩たちとすれ違いたくないために、わざわざ他の通路を使っている人もいました。

職場の朝のミーティングでは、新人の起こしたヒヤリハット・事故を吊るし上げるように発表させ、その場でスタッフ皆から責められる行事が定例でした。

異動後の実体験エピソード

手術室から病棟へ異動したときの状況についてお話します。

術前訪問・手術時・術後訪問でしか患者と関われない手術室看護師の私にとって、病棟での看護、いわゆる、多くの患者を受け持ち看護を展開するというのは、初めての経験でした。

異動した初日のこと、”まずはオリエンテーションがあるのではないか”と考えていた私は甘かった。異動初日から、患者を5人受け持ち先輩と一緒にまわる、と聞き、驚きました。情報の取り方もわからない、物品の位置も、記録の書き方も手術室とは異なるもので、ただただ迷惑をかけてばかり。

手術室からお世話になっていた医師に話しかけられたため挨拶をしただけなのに、「来たばかりなのに先生と仲良くしすぎ」と言われたり、「3年間看護師してきたのに手術室では何をしてきたのだろう」と陰口を叩かれることもありました。

異動後の数ヶ月、とても辛かったのをよく覚えています。

自分が変われば周りも変わる

上のような状況の中、飲みニケーションもほどほどにしかできない面倒くさがりの私が、どうしたらうまく立ち回れるのだろうか。悩む度にその状況を人生の先輩である家族や友人に相談し助言を受けました。

以降しばらくして、当時恐かった先輩たちにさえ、「いい看護師になれる」「尊敬する」「飲みに行こう」「あなた以上に勉強した人はいない」と言われるようにまでなれました。

そして、事故や医師とのトラブルなど、自分の周りで何かが起こったとき、多くのスタッフがフォローをしてくれるようになりました。

今では、派遣で短期・単発であっても、素直に自分を表現したり自信をもって自分の考えを伝えたりできるようになりました。

先輩スタッフたちに好かれるための7つのポイント

遅刻をしない・教えられたことはメモをとるなど、社会人として基本とマナー以外に下記のことを意識して行ないました。ポイント7つを恥ずかしながら伝えたいと思います。

1、恐くても笑顔で挨拶。困ったことは相談し頼ってみる。

2、迷惑をかけたら2人きりのときに謝罪する。

3、怒られたときや注意されたときは「言いづらいことを教えてくれてありがとうございました。」

4、勉強している姿を見せること。あえて人よりも少し早めに勤務・帰りも人より少し居残りし、マニュアルや文献をそれとなく開く。

5、憎くても、ひとりひとりの尊敬するポイントを見つけ褒めてみる。

6、ストレスは友人や同期と発散し心の健康を図る。

7、プライドは捨てて、同期の中で1番になろうとしない。同期が困っていたら助け、経験や知識も共有する。

どうでしょう?今は出勤・退勤時間に制限がかかっている病院も多くなってきているので、4は実践するのが難しくなってきているかもしれません。

すべて行わなくとも、今の職場や自分の環境でできそうなことをやっていけば、時間はかかったとしても少しずつ周りがあなたを助けてくれるようになります。もちろん、人間なので、性格の合う合わないはありましたし、いつも穏やかな毎日とはいきませんが。

自分が先輩・新スタッフを受け入れる役割となり気づいた思い

年数が経つにつれ、自分も先輩・新スタッフを受け入れる役割となりました。

そしてわかったこと、それは、教える方もまた、”間違ったことを教えてないだろうか”、”自分の経験や知識は通用するのだろうか”、”落ち込まれたり、嫌な先輩と思われたりしないだろうか”という不安があるということです。

その思いに気付くことができれば、嫌な先輩にも感謝の思いがでてくるかもしれません。

まとめ

人間関係がつきまとう看護師の職場。その中で少しでも気持ちよく働きたいという思いは、先輩後輩関わらず、だれもが共通する思いだと思います。人間関係を構築するためにも、働きやすい環境づくりのためにも、これを読んだあなたがその一歩を踏み出してみましょう。

つたない文章ではありましたが、わたしの経験が、皆様を悩ます問題の糸口になれば光栄です。
新しい環境で再出発する皆様がストレス最小限で過ごせますように。

この記事を書いた人

適当・面倒くさがり・要領が悪い三拍子揃った不器用ナース、空です(´∀`)

現在30歳、妊娠4ヶ月のマタニティナースです。仕事以外の時間は犬と戯れたり携帯ゲームに没頭してます。よろしくお願いします(*´u`*)
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マタニティナース

不器用なナースです^^;

適当・面倒くさがり・要領が悪い三拍子揃った不器用ナース、空です(´∀`) 現在30歳、妊娠4ヶ月のマタニティナースです。仕事以外の時間は犬と戯れたり携帯ゲームに没頭してます。よろしくお願いします(*´u`*)

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