食事の影響～自炊してますか？～

看護師をしていると患者さんに指導をするということもあると思います
。衣食住という内容にそって日常生活での注意点を指導することが多いと思いますが、その中で今回は「食」について焦点をあてていきたいと思います。

看護師の食生活

看護師は患者さんに指導する立場だけど自分の食生活について考えたことありますか。忙しいとついついコンビニやスーパーのお弁当を食べてしまうなんてことあると思います。家庭事情によってお弁当を持っていけない方もいるかもしれません。し

かし、ここではぜひお弁当を持って仕事に行くことをお勧めさせて頂きます。なぜなら、外で売っているお弁当には食の危険が沢山あるからです。なぜ危険なのか理由を書いていきたいと思います。

お弁当を買うことの危険性

コンビニの鮭弁当、幕の内弁当、色々な具が入っていて栄養が入っているように見えてほとんど栄養は入っていません。テレビでは良く「保存料が入っているから」、「コンビニは栄養ない」と言われていますが、その本当の理由をご存じですか。

よく保存料と一言で言われますが、保存料は種類があります。ｐＨ調整剤が一般的に広く使われていますがこれはコンビニ弁当であればおかずだけではなくお米にも入っています。長持ちさせるためです。良く考えて下さい。お弁当が何日も日持ちするのは不思議に思いませんか。自分で作ればすぐに腐ってしまうの、コンビニは添加物を多量に使用して長持ちさせているのです。

時間がない現代人

学生の家庭科授業の時に味噌汁をダシからとって作ることや、煮物を作ることもしたと思います。その時に「手間がかかるなぁ」と思ったはずです。学生の時はめんどくさいことは省略して楽しいことに夢中だったはず。そのため、一から作ることは後回しだったはずです。

自宅で親が作るご飯を食べて味気ないと思い、外食をすることが楽しい、美味しいと思ったはずです。でもそれは、作られた美味しさであってそれを保っているのは添加物や化学調味料です。

添加物に関してニュースでやることは少ないですが、世の中には無数の作られた添加物があります。添加物は動物実験で人体に影響がないと判断されたものですが、その段階で人間には試されていません。また、一つの添加物のみ実験を行うので他の添加物が融合された時の作用は実験されていません。そんな食事が世の中に出回っています。

自宅で同じ内容のおかずを作ると、調味料や材料が無添加であれば、それは無添加料理になります。味は素っ気なくても栄養があってぬくもりがあって、美味しいです。

食事を食べる時、特に日本人は見かけを気にする人が多いです。野菜も不揃いなものは買わない、少し色が悪くなった魚やお肉は買わない。でも、長持ちしていることの不自然さも考えてみると気づくと思います。人工的に長持ちさせられているという事を。

食事について考え直してみては？

食事に関して、上記を読んでハッとなった方は少なくないと思います。
簡単に現代の食の危険性をかきましたが、これはニュースや新聞、本に載っています。しかし、まだまだ関心が高い人は少なく大きな問題になりません。食品偽装など大きな事件になってから、みんなやっと意識し始めるのです。

添加物が多い食事を食べている子供がおかしいということは言われています。しかし、食を改めるとキレやすい、落着きがないなどが改善される、されたということが今ひそかに話題になっています。また、子供だけではありません。大人もその危険性にさられています。

イライラしたり無気力だったり、なんてこと仕事をしているとありませんか。もちろん、睡眠やその他の体調が影響していることもあると思います。

しかし、その中の原因に食事もあるのは確かです。コンビニやスーパーのお惣菜、菓子パンだけで食事を済ませていませんか。もしくは、自宅にある調味料は本当に本物ですか。人工の調味料を使用していませんか。少し値段は高いかもしれませんが、本物を使用した方が断然美味しいですし、美味しいものを食べると仕事への意欲、気力も違います。

何より、偽物を食べて病気になって医療費がかかるより、本物を食べて健康である方が安上がりだと思います。

看護師は日々忙しいのはわかります。しかし、忙しさから食事を怠ると悪循環に陥ります。忙しい中でもテレビを見ている時間多くありませんか。日々の生活を振り返ってみて、自分が倒れることなくイキイキと仕事ができますように。