一人暮らしあるある？堕落ナースの休日

看護師の一人暮らしは、とても気ままです。きっちりしている性格の人は良いですが、私みたいなだらけた性格だと、休みの日なんかは、夕方まで余裕で寝てたり、ベッドでずっとゴロゴロしていたり、もちろん家からは一歩も出ず、もちろんすっぴんでパジャマですよね。

堕落生活になりがちな看護師の一人暮らし。
そんな生活になってしまうのは何故なのか？それは不規則な勤務で働いているからです。それが私をダメにしているのです。（という言い訳）

夜勤明けで病院を出ると、まぶしいほどの朝。
あぁ、私、一晩頑張ったな。
と同時に
何か送り忘れがある気がする・・・いや、何か忘れてないか！？
という考えが頭をぐるぐるします。

でも、何も思い出せない、というか、思考回路がおかしい。かろうじて家に着くと、記憶がないほどに一気に眠気と便意が襲ってきます。さっきまでの病棟での緊張感が一気に開放され、自宅のトイレですっきりし、風呂にも入らずベッドで目を閉じた瞬間に記憶がなくなるのです。

・・・次に目が覚めた時には気づくとすでに、外は真っ暗。少し頭が痛い。いびきもかいたのであろう、口と喉は乾燥、カピカピです。

ここはどこなのか。今日の勤務は何なのか？今は何時なのか？

・・・ＡＭ２：００。

しばらく状況がつかめないのですが、冷静に考えなおすと、徐々に理解する。そうだ、明けで帰って半日寝てたんだ、と。外は虫の声だけが澄んで聞こえてきます。

あぁ、なんて澄んだ夜なんだろう。今日は休みだ。
携帯電話の着信なし、よし。病棟からの連絡が無いってことは、特に申し送りの忘れ物も無かったということ。

そこから食事（お夜食）を摂ります。激辛インスタント麺に豆腐と冷凍野菜を入れたの作り、食後にアイスをほおばり、深夜テレビを見たりインターネットをしたりゲームをして過ごします。気づくと朝日が昇ってきます。そしてまた寝ます。

次に目覚めるのは、同じ日の正午。さすがに目が覚めます。
洗濯物や部屋の掃除や、家事は気が向いたらします。掃除は、気持ちのスイッチが入った時だけ一気に片づける派です。

朝昼兼用の食事を作って食べます。だいたい「おじや」とか「うどん」とか作って鍋ごといただくスタイルです。
午後のワイドショーをテレビで見ながら、ゲームなどでだらだらと過ごします。食材を買いにスーパーに行くと、久しぶりの太陽は、もうすでに沈みかけています。

夕方になると、翌日の日勤の勤務が気になりだします。明日のメンバーは誰がいるんだろう、患者さんは落ち着いているかな。明日は早く起きなきゃいけない事を考えるだけで辛くなってきます。そう、みなさんもうご存知の通り、私は寝るのは得意ですが、起きるのが苦手なのです。

夜になり、また適当に食事を摂って、ここで初めてお風呂に入り、缶チューハイを開けて寝ます。そして朝になり、重たい体に栄養ドリンクを流し込み、また気の抜けない日勤の一日が始まります。

以上が過去の自分の休日スタイルです。だいたい２～３年目の頃でしょうか。今では考えられないくらい明けで眠れました。仕事しているか、家で寝ているか、という生活で、それ以外は何もなかったです。リーダー業務など行えるようになると、疲れ度合いは倍増していました。

患者さんの身体を気遣いながら、自分がこんな生活していてはだめだと分かっていても、看護師の仕事ってハードで帰ってくるとバタンキューなんですよね。業務中は気が休まりませんし。自律神経が乱れるような生活をしていましたが、それでも何とか体を大きく壊すことなく仕事にも行けていました。

今は一人暮らしではなく、彼と暮らしているので、同居人のことも少しは気にして動くようになり、年齢が進むとともに、眠りも浅くなり明けでも３～４時間で起きてしまうようになりました。またペットも飼っていたりしてお世話もするので、すべて自分勝手とはいかなくなってしまいました。